三井住友トラスト不動産の企業研究

今回は、『三井住友トラスト不動産』について、見ていきたいと思います。
御存知の方も多いかと思いますが、三井住友"トラスト"不動産は、名前の"トラスト"の通り、三井住友信託銀行グループに所属しており、2012年にすみしん不動産株式会社と中央三井信不動産株式会社が経営統合したことによって生まれた会社です。
それでは、『三井住友トラスト不動産』について深く見ていきましょう。 平均年収は、約650万円程度のようです。一般的な平均年収より高いと言えるでしょう。初任給については、大卒総合職で月給23万2,000円、大卒一般職で月給18万3,000円となっているようです。総合職であれば、一般的な平均より高いと言えるでしょう。平均年齢は、33歳（すみしん不動産時代）と非常に若い組織であることが分かります。また平均勤続年数は、7.5年（すみしん不動産時代）となっているようです。もちろん、合併しているため、そのままの状態ではないと思いますが、若い組織で働きたい方には、向いている会社かもしれません。
不動産業界としては、大きく5つの業務が挙げられます。
1つ目は、開発・分譲に関する業務です。一般的に、ディベロッパーと呼ばれます。
2つ目は、賃貸経営に関する業務です。貸ビル業やマンション・アパート経営などを行ないます。
3つ目は、ファンドに関する業務です。不動産を証券化して複数の投資家に出資してもらうような業務などを行ないます。
4つ目は、管理に関する業務です。マンションやビルの管理を行ないます。
そして、最後は流通に関する業務です。売買仲介や賃貸仲介、販売代理などを行ないます。学生の方だと、一番身近な業務ではないでしょうか

では、三井住友トラスト不動産が行っている業務を見てみましょう。
三井住友トラスト不動産では、最後の流通に当てはまります。その中でも、売買仲介に特化した企業であると言えます。つまり、より高く、確実に売りたいと考えている売主と自分の思い通りの物件、そしてできれば安いところを見つけたいという買主との架け橋となるような業務を行ないます。このような仕事は、宅建という資格が必要であるため、三井住友トラスト不動産で働いている大半の人は、この資格を所有しているようです。 強みは、三井住友トラストグループを活かして仕事を取れることと、やはりブランド力があるために、営業活動もブランド力を生かすことができるようです。また、教育などに力を入れているため、確実に成長できる環境が用意されている点も、非常に強みであるように感じます。一方、弱みとしては、不動産業界全体にも言えることですが、法律や経済状況に仕事量が左右されることが挙げられます。また、前述したように、売買仲介に特化していることもあり、不動産の流動が少なくなったときには、非常に営業力が必要になる可能性もあります。ただ、特化していることは、専門性の深さを身に付けられるため、不動産の流通に興味を持っている人には、良い環境であるようです。

採用人数は未定となっています。選考方法としては、面接が中心のようです。理由としては、人と人を繋ぐ仕事であるゆえ、面接を通して、相互�