新日鉄住金ソリューションズの企業研究

新日鉄住金というと作業服を着て製鉄所で働く姿を思い浮かべる人も多いかもしれません。
新日鉄住金ソリューションズはそんな鉄の会社の情報部門から始まった会社であり、製鉄で培った長年の知識をもとにお客様の製品やサービスをIT技術によって最適なシステムとして作り上げるいわゆるシステムインテグレータなのです。
その事業範囲は製鉄などの製造・消費財を始めとして、流通、金融、サービス業、公共、公益、通信など幅広い分野にわたります。
今回は、そんな「鉄のDNA」を受け継ぎつつも最先端の技術でソリューションを提供する新日鉄住金ソリューションズ（通称：NSSOL）について見ていきます。 新日鉄本体の仕事が多いと思うかもしれませんが、現在は17％ほどで、年々その比率も下がっています（他の分野の売り上げが伸びている）。
平均年収は796万円で、SIer業界では高い水準であるといえます。

さらに、条件を満たせば、年収200万円アップの年棒コースというのもあるようです。
SI業界は激務という印象があるかもしれませんが、仕事の忙しさには波があり、納期のスケジュール次第で残業が多い月や逆にたくさん休みが取れる月もあったりと、担当するプロジェクトの業種や規模などによって大きく変わってきます。
また、院卒6年目で管理職など任されたりすることもあるそうです。
勤務地は基本的には東京に勤務ですが全国に拠点もあり、顧客先次第では相手先に常駐したり、近くの拠点に勤務ということもあります。

システムインテグレータの業務は、接客、提案、企画、基本計画、設計、製作・テスト・移行、運用保守といったフェーズに分かれています。 そ