井田両国堂の企業研究

井田両国堂は、化粧品からヘルスケア商品まで扱う卸売業をメーンに、化粧品の輸入から商品開発、そして自社ブランドの販売まで行うＩＤＡグループのコア企業です。

国内外４００メーカー、２万３０００アイテムのビューティー＆ヘルスケア商品を全国１万店以上に供給するとともに、売れる売り場づくりのプランニング・プロデュース事業まで、付加価値の高いＭＤをとおして、順調に業容を拡大しています。
また６０歳代以上を顧客ダーゲットにしたエクセレントエイジ向けの本格派コスメショップのＭＤ提案を平成２５年度から本格的に展開し、注目を集めています。

井田両国堂の単体では、新卒正社員は募集していません。新卒採用はＩＤＡグループとして一括して行い入社後、各グループ社に配属されることになります。

ＩＤＡグループの構成を説明しおきますと、経営企画や経営管理などを行うグループの戦略的本部として井田産業があります。グループの方針を決める頭脳です。そして、実際に事業を行う井田両国堂、井田ラボトリーズ、ジャンパール、シャンティ、セザンヌ化粧品、ＩＭＳの６つの会社があります。
事業ごとに分社化しているのが特徴で、井田両国堂は卸売事業を担当しています。
このあたりはエントリーするときには、しっかりと頭に入れておいてください。

さて初任給ですが、ＩＤＡグループの２５年度実績は２０万８０００円です。社員の平均年齢は２４年度実績で３８歳。大正７年創業の企業にしては、平均年齢が非常に若いのが気になります。これはアパレル系の企業と同様に５０歳代になると、これまでの営業経験を生かして独立したり、起業する方が多いためです。
定年まで勤め上げるというケースは、他の業種に比べると多くないというのが、化粧品の卸売業界の傾向でもあるのです。

化粧品・ヘルスケアのメーカーから仕入れた商品を百貨店、量販店をはじめバラエティショップやドラッグストアに供給する卸売事業が業務のコ�