日本中央競馬会（JRA）の企業研究

「日本ダービー」「有馬記念」...　競馬に馴染みのない方でも以上のレース名は聞き覚えがあるでしょう。このような大レースをはじめとした中央競馬の主催・運営を行っているのが日本中央競馬会と呼ばれる組織（特殊法人）です。実は隠れた優良企業として、一部の就活生からは高い支持を得ている難関就職先ということをご存じでしょうか？「競馬の運営ってどんなことをするの？」「競馬ってなんか怖い・馴染みがない」という方向けに、競馬の運営も含めて解説していきたいと思います。 JRAの平均年収は859万円、平均年齢は41.3歳、うち事務職の平均年収は827万円、平均年齢は40.5歳（いずれも平成24年度）となっています。（少しデータは古いですが）平成19年度の国家公務員の平均年収が662万円、平成24年度の三菱東京UFJ銀行の平均年収が800万円ということを考えると、公務員、あるいは民間でも安定が謳われる銀行と比較してかなりの厚遇であることがわかります。

特にJRAの給与体系などについては、JRAウェブページ『経営に関する情報』に詳細に載っているので、気になる方は参考にしてください。

また、新卒給与は事務職の学部卒・院卒で、19万3600円（関東）、18万9900円（関西）となっています。

１．競馬の仕組み まず、競馬の仕組みについて簡単に解説します。 そもそも日本では競馬を含む賭博（ギャンブル）は法律によって原則禁止�