光文社の企業研究
Kobunsha Co., Ltd.
はじめに
一冊の辞書がつくられる過程を、辞書作りに人生をかけた編集者たちの人生模様を描きつつ丹念に追った力作ですが、これはもともと三浦しをんの同タイトルの小説が原作になっています。2012年の本屋大賞を受賞したので、ご存じの方も多いかもしれません。
その『舟を編む』を出している出版社が光文社です。
STORYやVERYといった女性誌やFLASH等の週刊誌、また「光文社新書」や「知恵の森文庫」などの版元としても知られています。
わけても近年の注目は「古典新訳文庫」シリーズでしょう。
「いま、息をしている言葉で。」という信念のもと、プラトン、ルソー、カント、ジュネ等々の古典作品の新訳を手がけています。
亀山郁夫氏が訳した『カラマーゾフの兄弟』は、全巻あわせて100万部の売り上げを達成した、という話もあるそうです。
古典作品がこれだけ売れるというのは、やはり特別なことと言わなくてはならないでしょう。 この光文社について、少し見ておきたいと思います。
会社概要
商号 | 株式会社光文社
(Kobunsha Co., Ltd.) |
---|---|
設立 | 1945年 |
業種 | 出版 |
代表者 | 丹下伸彦 |
営業利益 | 249億円(2012年度) |
本社所在地 | 〒112-8011 東京都文京区音羽1−16−6 |
主な国内拠点 | 西池袋に光文社ビルあり |
海外拠点 | なし |
気になるデータ
書籍、文庫、新書、雑誌と、バランスよく刊行しているのも特徴のひとつかもしれません。
筆者の気になることとして、個人的には、「電子書籍に目配りしている」ということがあります。
ほかの出版社と比べても、新訳文庫はかなりの量を電子書籍化して公開するなど、意欲的に電子書籍事業に取り組んでいるように見えます。
それがいったいどのような結果をもたらすのか...?
電子書籍は会社にとって有利なのか、不利なのか...?
今後の動静に要注意です。
業務内容
多くの出版社と同様に、光文社も新卒に関しては基本的には職種別ではなく、一括採用を行っています。 部門はおもに編集部門と営業・管理部門
My News Japan
企業サイト
『マスコミ就職読本 2新聞・出版篇』
企業サイト
『マスコミ就職読本 2新聞・出版篇』
※本サイトに掲載している企業は、iroots利用企業とは一切関連がございませんのでご注意ください。また、掲載情報は、各企業のコーポレートサイト等広く一般的に周知がなされている事項に加え、就活生から得た情報を元に、当社学生ライターが中心に独自にコンテンツ化したものです。
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
Copyright © 2024 en-japan inc. All Rights Reserved.