「頑張ったこと」を聞く本当の理由、知っていますか?
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選考対策

2015年08月06日更新
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はじめに

ESでも多く出題され、面接に至ってはほぼ必ず聞かれると言っても過言ではない「頑張ったことはなんですか?」という質問。

それを聞かれる度に多くの学生はできるだけ自分を大きく見せようと奮闘するわけですが、実は面接官はそんなこと求めていないんだとか。
ボランティアで世界を股にかけた学生とテニサーで青春を送っていた学生がバトルして、テニサー側に軍配が上がることだって当たり前のようにあるということです。

今回はまず、企業が「頑張ったこと」を聞くことで何を知ろうとしているのかをご紹介。それを知った上で対策をすれば、きっと面接官の心に響くエピソードが話せるようになるはず。ではさっそく見てみましょう。

企業が「頑張ったこと」から知りたいこと

なぜこうも多くの企業が「頑張ったこと」を聞くのでしょうか。何を知りたくて聞くのでしょうか。
企業が「頑張ったこと」のエピソードから知りたいこと、それはずばり「どんなモチベーションで、どれだけ頑張れるのか」です。

企業に勤めてからは、学生時代とはまた違った環境で難しい課題に取り組んでいくわけです。
お給料を払って働いてもらうからには、その課題をきちんと乗り越えていける人材でなければいけません。
なので面接では、「こいつウチに入ってからもちゃんと頑張れるかな?」という部分を見ているそうなんです。

ですから、私達が伝えるべきことは、「どんなことに対して、どういったモチベーションで、どれだけ頑張れたか」です。更に言えば、「だから御社でもこれだけ頑張れます」というメッセージを裏に含ませます。

多くの学生が陥ってしまう「これだけ大きなお金を動かしました!」「これだけの人に感謝されました!」なんていう結果実績のアピールは求めていません。
新卒採用はポテンシャル採用です。たかだか学生のやれることの結果は、さほど面接官も見ていないんです。

「どれだけ頑張れるか」これを伝えて欲しくて、「頑張ったことはなんですか?」という質問をしているというわけです。

「どれだけ頑張れるか」のアピール方法

それでは、その「どれだけ頑張れるか」はどのようにアピールすればいいのでしょうか。
ここでは3つのポイントをご紹介したいと思います。

1 どうして頑張れたのかを話す
2 どのように戦略目標を立てて行動したかを話す
3 前後でどのような変化があったのかを話す

1 の「どうして頑張れたのか」、については分かりやすいですよね。
何か外発的なきっかけがあったとしても、頑張れたからには何かしら理由があったからです。「先輩の期待に応えたかったから」「お客さんに喜んでもらえるのが嬉しかったから」「新しいことができるようになるのが楽しかったから」などなど...
あなたはどんなモチベーションで、頑張れたのでしょうか?そのモチベーションは、受ける会社とマッチしているでしょうか?
マッチしていれば、きっとその会社の面接官の心に響くはずです。

2 の「どのように戦略や目標を立てて行動したかを話す」、というのは、あなたの課題に対する取り組み方を見たいということです。
もちろんがむしゃらに頑張ってきたよ!という方もいるでしょうが、きっとその中でも何かしらの問題にぶつかった時は、どうやって克服しようかと考えたり、仮説を立てて行動したりしたことがあるはずです。
あなたは決して楽ではない峠を、どうやって乗り越えてきたのでしょうか?
その乗り越え方は、ある程度再現性のあるものです。今後あなたが課題にどう取り組むのかを予測する一つの指針として、企業も参考にするそうです。

3 の「前後でどのような変化があったのか」では、あなたという人がどのような人なのかを知る指標になっています。
同じような経験をしていても、人それぞれ感じること、考えることは違うはず。その内容によって、「自分の成長を求められる人なんだな」「人と働く楽しさを知っている人なんだな」などとあなたのパーソナルな部分を知ってもらうことができます。
あなたは自分をどんな人間だとアピールしたいですか?そのエピソードでは、そんなあなたが表現できていますか?
ここは、自己分析が非常に重要になります。なりたい自分ではなく、今現在の自分をしっかりと見つめてみましょう。

失敗のエピソードは成功への近道

いかがでしたか? 少し長くなってしまいましたが、誰もが直面する「頑張ったことは何ですか」への向き合い方をご紹介しました。 企業は結果

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