東京海上日動あんしん生命保険株式会社の戦略・強み・弱み・競合他社情報│企業研究記事
東京海上日動あんしん生命保険株式会社を就職活動の観点から企業研究
生損保一体であることが強みの東京海上グループで国内生保事業を担い、ニーズに合わせた革新的な生命保険を提供していることで有名な生命保険業界の東京海上日動あんしん生命に関して、戦略・強み・弱み・競合他社について就職活動の観点から企業研究しました。
下記4つのトピックに分けてご紹介します。
◆ TOPIC
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国内生命保険市場は38兆円。主力商品は「がん」、今後は「介護」
Swiss Re社発行の機関誌「sigma NO.3/2017」によると、2016年における世界の生命保険の収入保険料は約2,826兆円。その中でも日本は全体の13.5%に当たる約38兆円を占める生命保険大国となっています。ちなみに第1位は米国で占有率21.4%。 近年は生命保険の販売チャネルが多様化しており、営業職員チャネルに加えて、外資系生保のライフプランナーや損保系生保の代理店、銀行窓販、通信販売、来店型保険ショップなど、消費者の選択肢が広がっています。
また、インターネットによる情報などで消費者の保険知識が深まったことや、節約志向なども背景に、生命保険商品を見直そうという傾向が強まり、保険ショップに足を運ぶ消費者も増加しています。
そんな消費者の多くが興味を示す保険商品は、個人保険の新規契約件数に占める医療・がん保険の割合を見ると顕著です。このカテゴリーは2000年度の23.0%から2016年度の36.3%へと上昇しており、生命保険の中でも主力商品となっていることが分かります。
さらに、高齢化社会の到来で、顧客ニーズが高まっているのが介護保険。公的介護保険制度だけではカバーしきれない介護費用への備えとして、生命保険会社各社が続々と新商品を発売しています。
東京海上グループの中核企業として、成長のけん引役を担う生保
現在、日本国内でビジネスを展開している生命保険会社数は41社(平成30年6月1日時点)で、外資系生保が14社、損保系生保が4社、インターネット専業が2社あります。
今回はその中でも、「保険人(ほけんびと)」という独自の表現で、真にお客様本位の生命保険のプロフェッショナルを目指す、東京海上日動あんしん生命保険について解説していきましょう。
■東京海上日動あんしん生命保険が目指す保険人(ほけんびと)の心得
出典: 東京海上日動あんしん生命新卒サイト
1996年の保険自由化で損害保険、生命保険が相互に参入できるようになった際、東京海上グループの一員として生命保険をスタート。お客さま本位の生命保険のあり方を追求するコンセプトを打ち出したことや、革新的な商品・サービスを提供することも創業の精神としています。
そんな東京海上日動あんしん生命の強みは、生損保一体の「東京海上グループ」の中核企業であること。そのシンボル的な商品が「超保険」です。火災保険や地震保険、傷害保険を1つにまとめたうえ、さらに生命保険も提供しています。
国内損保事業、国内生保事業、海外保険事業、金融・一般事業という4つの分野を展開する東京海上グループの中で、生保事業は成長のけん引役に位置づけられています。2016年度末の保有契約高は29兆4,325億円、保有契約件数は555万件となっており、業界トップクラスのスピードで成長しています。
■東京海上日動あんしん生命の成長スピード
出典: 東京海上日動あんしん生命新卒サイト
革新的な商品群で新たな環境の変化に挑んでゆく
東京海上日動あんしん生命は、2018年、中期経営計画「保険人の挑戦2020」をスタート。人口動態の変化やテクノロジー・医療技術の進化などで、生命保険事業を取り巻く環境が大きく変化していく中、同社は、このような変化をチャンスと捉え、様々な変革に挑戦しています。
例えば商品面では、介護・就業不能・在宅療養など、死亡保険や医療保険ではカバーできない新たなリスクに備える生存保障商品をはじめ、使わなかった保険料が戻ってくる医療保険「メディカルKit R」やがん保険「がん診断保険R」等のRシリーズは累計100万件を突破するなど、高い評価を受けています。
また、ウエアラブル端末と保険を組み合わせた「あるく保険」は、お客様の健康増進における取組みをサポートし、生活習慣病などから未然に防ぐビジネスデザインが評価され、2017年度グッドデザイン賞を受賞しています。
今後も、東京海上日動あんしん生命の強みである商品開発力を活かし、付加価値の高い保険商品が登場してくることに期待が高まります。目指すは日本を代表する生命保険会社!
東京海上日動あんしん生命の戦略・強み・弱み・競合他社のまとめ
生命保険業界の東京海上日動あんしん生命は、生損保一体であることが強みの東京海上グループで国内生保事業を担い、ニーズに合わせた革新
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
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