伊藤忠都市開発株式会社の戦略・強み・弱み・競合他社情報│企業研究記事
伊藤忠都市開発株式会社を就職活動の観点から企業研究
世界で幅広い事業展開を行う総合商社「伊藤忠商事」のグループ会社の一員として、そのグループ力に強みがある総合不動産・デベロッパー。 得意分野である住宅関連事業に加え、オフィスビル・商業施設開発事業・海外事業にも注力していることで有名な不動産業界の伊藤忠都市開発株式会社に関して、戦略・強み・弱み・競合他社について就職活動の観点から企業研究しました。
下記4つのトピックに分けてご紹介します。
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◆ TOPIC
- 2020年以降も東京都心の不動産は底堅く推移していくとの予想
- 世界で幅広い事業を展開する伊藤忠商事グループ唯一の総合不動産デベロッパー
- 「企業も社会の一員」。CSR(企業の社会的責任)への取り組み
- 伊藤忠都市開発株式会社の戦略・強み・弱み・競合他社のまとめ
2020年以降も東京都心の不動産は底堅く推移していくとの予想
ニッセイアセットマネジメントが公表している「J-REITレポート2020年東京五輪・パラリンピック後の再開発計画」によると、現在不動産業界では東京都心の不動産市況について、東京五輪・パラリンピックが開催される2020年頃までは上昇するものの、その後は短期的に下落し、建設・不動産株やJ-REIT(不動産投資信託)に悪影響を及ぼすとの見方があります。
しかし、2020年を超えて行われる大規模な再開発やインフラ整備計画が存在すること、構築・整備されたインフラは、その後の経済活動の活性化をもたらすものと見られること、東京23区のオフィス供給が2020年にピークアウトし、その後は同マーケットの需給が改善するとの判断が出ています。
このため、一時的な下落はあっても、東京都心の不動産市況は底堅く推移するものと考えられることに加え、東京は今後さらに大きな変貌を遂げていくことが期待されています。
世界で幅広い事業を展開する伊藤忠商事グループ唯一の総合不動産デベロッパー
今回は、世界的規模で事業を展開する総合商社・伊藤忠商事グループの総合不動産デベロッパーである、伊藤忠都市開発を紹介していきます。
伊藤忠商事グループは、1960年代の高度成長期に住宅事業へと本格的な進出を果たし、その不動産開発事業の50余年にわたる歴史の中で誕生したのが、伊藤忠都市開発です。 住宅・宅地開発事業やマンション開発事業で多数の良質な住宅を供給してきたほか、 近年は、オフィスビル開発、商業施設開発、海外大規模開発等にも積極的に取り組んでいます。
長年愛され続けているマンションブランドでグッドデザイン賞受賞歴も多数ある『CREVIA(クレヴィア)』や、世界で挑戦を続ける総合商社「伊藤忠商事」のグループ会社の一員として、そのグループ力に強みがあります。
「企業も社会の一員」。CSR(企業の社会的責任)への取り組み
伊藤忠都市開発は積極的な事業展開を進めるだけでなく、「企業も社会の一員である」との前提にたち、 よき企業市民としての責任を果たして行きたいと考えています。 そのうえで、CSR(企業の社会的責任)ビジョンの3つの柱として、「より安全・快適な住宅の供給」「環境への取り組み」「社会貢献活動」に取り組んでいます。
■伊藤忠都市開発CSRビジョンの3つの柱
出典: 伊藤忠都市開発
例えば、国際社会への貢献の一環としてWFP国連世界食糧計画の支援や、 地球温暖化防止の国民的運動<チャレンジ25キャンペーン>への参加、ボルネオ島での熱帯林再生及び生態系の保全プログラムを支援。
また、伊藤忠都市開発のマンションにはAED(自動体外式除細動器)を標準設置し、社内AEDインストラクターを 養成。全従業員に対して社内講習を実施しているほか、 自然エネルギーによる<グリーン電力>を採用し、該当マンションは住むだけでエコに貢献できる仕組みなどを提供しています。
さらに、エコを意識した数々の業界初の企画を開発しています。 例えば、電気自動車対応住宅の開発をはじめ、カーボンオフセットとなるグリーン電力証書のマンション付与や、電球型蛍光灯の標準装備、太陽光パネル、蓄電池システム、LEDの導入による、クリーンエネルギーを地産地消する効率的な仕組みの構築などがその例。
どの取り組みも、世界中で展開するビジネスセンスや、専門的なノウハウと豊富な実績を持つグループ企業との協同体制により成り立っていることがわかります。
今後も、挑戦意欲あふれるディベロッパーとしての活躍が期待されます。
伊藤忠都市開発の戦略・強み・弱み・競合他社のまとめ
不動産業界の伊藤忠都市開発は、世界で幅広い事業展開を行う総合商社「伊藤忠商事」のグループ会社の一員として、そのグループ力に強みが
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
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