根暗女子大生が狙った会社全てから内定を貰うまで(1)
はじめに
正直私の就職活動は、その時にはもう結果が出ていたと言っても過言ではありません。
というのも、就活で重要なのは"テクニカルな面接"でも"説明会の参加回数"でも"リクルーターがつくかどうか"でもなく、何より徹底的な自己分析。これに尽きると考えているからです。
もちろんそういったテクニカルな部分も不必要というわけではありませんが、それは全て"分析し尽くした自分"をアピールする場でしかないわけです。
"根暗で心配性。趣味はゲームとインターネット"な私がこの体験記で伝えたいことは以下3つです。
・そもそもなぜ就活を始めたのか
・行きたい会社をどうやって選んだか
・どうやって行きたい会社全てから内定を貰ったか
この3つに沿って、3年の5月からの記憶をたどりながら、もう一度自己分析を進めていきたいと思います。
今回はその中でも一番重要な「そもそもなぜ就活を始めたのか」について。
意外とさも当たり前のように就活を始める人が多いですが、ちゃんと就活をする理由を納得するまで考えないと、行きたい会社に行けない、そもそも本当に行きたい会社なんて見つからない、と私は思うんです。
とはいえ私は結果的に普通に就活をし、普通に内定を貰い、来年から普通に働きます。
「そもそもなぜ就活をするのか」は、その後の就活の軸となるので、一緒に考えていただければ幸いです。
3年生の5月 ―就活なんてしたくない―
一方の私は、いまだ「なんで就活しなきゃいけないの?」と駄々をこねている状態。なのでインターンなどについてはとりあえず調べもせず、「なんで就活をしなきゃいけないのか」について考える日々を送っていました。
なんでそんな疑問を抱くに至ったか。
実は私の周りには、「数年働いたら寿退社して専業主婦をしたい」という子がたまたま多くいました。
それなら、バイトでよくね?と思ったのですが、その子たちに聞くと「バイトじゃ専業主婦できるくらいの稼ぎのいい男性に出会いにくい。だから稼ぎのいい男性が多い会社の一般職に入りたい」という答えが返ってきて、なんて筋の通った考えなんだ!と感動したのです。
しかし感動したものの、自分がそういう人生プランを立てたいかというとそうではありません。私自身は家庭環境の影響で「女性だからといって男性に依存するのではなく、いつでも自分ひとりで一家を養えるくらいの女になりたい」という絶対の野望があったため、そのためには女性だからといってちやほやされる暇がないくらいの仕事につかなければならないことに気づきました。
ここで出てきた課題は2つです。
・どこに入れば女性でも一家養えるくらいのキャリアが積めそうなのか
・どういう仕事なら一家養えるくらいに自分は頑張れるんだろうか
この2つを判断するために、私はインターンに挑戦することに決めました。
3年生の6-7月 ―サマーインターン3社の選考に奔走―
そこで、唯一先輩に紹介してもらって参加していたインターンのキックオフイベントで出会った先輩の話を聞いたりしながら、出す企業を選定。
バリバリ働きたいんです!ということを伝えてオススメされたIT企業と、現在の内定先でもある広告代理店グループ会社3社にエントリーすることにしました。
ESもSPIも面接も、全て初めての経験。
特に対策をしている暇もなかったので、取り繕ってもしょうがない!という覚悟(半ば諦め)のもと何もかも素直にさらけ出すことに。
「なんでウチのインターン受けたの?」
「どんな仕事が向いてるか分からなかったんで、試しに受けてみました!」
みたいな会話をそこら中で繰り広げていました。
素直さと、それでも前向きに食らいつく姿勢だけをとりえに頑張った結果、3社の選考に通過。(1社はSPIであっさり落ちました)
こうして、普段より忙しい夏がやってきました。
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