バブコック日立の企業研究

今回は、「バブコック日立株式会社」をご紹介したいと思います。2014年に「三菱重工業株式会社」と「株式会社日立製作所」の新会社「三菱日立パワーシステムズ株式会社」の傘下に入り、エネルギーシステムや環境保全装置の製造・販売を手がける企業です。100年以上の歴史と伝統がありながらも、グローバル市場で先進的なビジネスを展開している同社について、詳しく見ていきましょう。
2013年4月の初任給実績は、大卒20万500円となっています。この他、家族手当、通勤手当等が別途支給されます。景気の影響もあり、ボーナスは満足のいく額ではないものの、支給されているようです。
平均年齢は、43歳。入社後、社員研修が行われる呉事業所は最近建て替えを行った新しい施設です。社内は、親会社からの出向者が上司となるケースが多いようです。分業体制と人員配置がうまくいっていないためか、配属される部署によって、残業時間をはじめ就業環境が大きく異なるという声が多数ありました。福利厚生面では、独身寮と社宅を完備しています。クラブ活動があり、社員同士の交流を図っているようです。同社は海外業務が多いため、社内業務で英語を使うチャンスがあります。イギリス人英会話講師も常駐しており、週1回の英会話講座や、海外留学制度、海外業務研修など、グローバルで活躍するための人材育成制度に力を入れています。

創業は、1908年。1953年、「株式会社日立製作所」と英国の「Babcock&Wilcox社」の合弁によって現社名となりました。1987年には「株式会社日立製作所」