JTBの企業研究
JTB Corp.
はじめに
この記事を読んでいる方の中には、JTBグループへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。
面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか?」をしっかりと語れるように、
この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。
(1)会社概要 (2)「企業」を知る(3)「採用情報」を知る
他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。
過去のJTBグループの企業研究記事や、航空業界の業界研究記事もチェックしてみてください。
会社概要(平成28年4月22日現在)
商号 | 株式会社ジェイティビー (JTB Corp.) |
---|---|
発足 | 1963年(昭和38年)11月12日 (創立年月日 大正元年3月12日) |
代表者 | 代表取締役会長 田川 博己 代表取締役社長 髙橋 広行 |
従業員数 | 26,082名(グループ全体平成26年3月31日現在) |
本社 | 東京都品川区東品川二丁目3番11号 |
売上高 | 1,323,973百万円(連結 平成27年3月期) |
一人当たり売上高 | およそ5,054万円(平成27年3月期) |
営業利益 | 11,130百万円(平成27年3月期) |
初任給 | 月給163,700円?230,000円(大卒 事業推進型/グループやコースにより異なる) |
平均年収 | 情報なし |
「企業」を知る。志望理由でライバルとの差を付けよう!
JTBグループについて深く知るために、まずはJTBグループの経営理念を確認しましょう。そこからJTBグループが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。
JTBグループの企業理念は、以下の通り。
『内外にわたる人々の交流を通じて、ツーリズム発展の一翼を担い、平和で心豊かな社会の実現に貢献する。』
(出典: JTBグループ企業理念ページ )
ここから分かるポイントは、「社内外でのコミュニケーション能力」「挑戦」「思いやり」です。お客様の満足を追求し、社員同士力を合わせて観光事業を発展させていく。その結果として、平和で心豊かな社会づくりに貢献する。こうした大きなビジョンを持った人材を、JTBグループは求めているのです。
ですから、経営理念に共感した上で、みなさんが企業にアピールすべきなのは、以下のポイントです。
(1)どのような誠意を持って人と接し、コミュニケーションをとったか
(2)目標達成のために、周囲とどのようにして協力したか
(3)目標達成のために、個人としてどのようなことをしたか
(4)社会貢献のために、どのようなことをしてきたか
次に、旅行業界の中でJTBグループと競合会社とを比較してみましょう。
大手旅行業者といえば、JTBグループと近畿日本ツーリスト、日本旅行、阪急交通社があげられます。また最近では、エイチ・アイ・エスや楽天トラベルといった比較的新しい
会社も売り上げを伸ばしてきています。
これら旅行業界の中で、JTBグループはどのような位置づけにあるのでしょうか。
まずは、旅行取扱状況から見てみましょう。
2014年4月から2015年3月までの旅行業者別の旅行取扱状況を見てみると、合計取扱額はJTBが686,252,086千円と2位のエイチ・アイ・エス(425,492,607千円)を大きく引き離しトップを誇っています。
内訳を見てみると、海外旅行取扱高はJTBの22,575千円に対しHISが365,148,645千円となっており、海外旅行ではHISが高い人気を誇っていることが分かります。
次に国内旅行を見てみると、JTBが686,229,509千円と、続く楽天トラベル(368,985,220千円)と日本旅行の(256,441,038千円)を大きく引き離していることが分かります。
このことから、JTBは国内旅行に対して強みをもった旅行会社だということが分かります。
次に売上高を見てみると、2011年の売上高は1位がJTB 1,488,722百万円で2位が近畿日本ツーリスト373,482百万円、続いて日本旅行372,852百万円、楽天トラベル348,336百万円、エイチ・アイ・エス 308,803百万円となっています。
JTBが国内旅行で圧倒的な売り上げを誇っている理由としては、信頼と安心感があげられます。旅行会社のイメージ調査によると、「信頼性・安心感がある旅行会社」でJTBは51.1%とトップ。「親近感がある旅行会社」でも25.9%でトップに選ばれました。
このように顧客からの信頼性を得た一因としては、JTBグループの筆頭株主である公益財団法人日本交通公社の存在が考えられます。公益財団法人日本交通公社は、旅行・観光に関する調査・研究を行っている団体です。旅行者や観光地の動向などについてデータ収集や分析などを行っています。JTBの強い財務体制は、このような徹底した顧客ニーズの把握と適切なサービスの提供に支えられているといえるでしょう。
>>ログインしてエイチ・アイ・エスの記事を見る
>>ログインして日本旅行の記事を見る
また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
近年の旅行業界は、「団体旅行から個人旅行への旅行形態の変化」や「インターネットの普及」による旅行会社離れが進んでいます。
大人数がまとめて旅行業者に依存していて、旅行業界の成長と収益を支えてきた修学旅行や職場旅行の割合は、減少の一途をたどっています。代わりに延びてきたのが、個人旅行です。しかし、インターネットの普及により交通機関や宿泊施設の手配を個人が直接行うようになり、旅行会社を利用する人が減少しています。
ですから、JTBグループが今後旅行業界での競争に勝ち抜いていくためには、個人ではできない魅力的な旅行プランの提案を行い、いかにして顧客を満足させるかということが重要となるでしょう。
「採用情報」を知る。過去の選考をチェックしよう!
ここまでJTBグループについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。 選考
・2015年度卒 新卒就職人気企業ランキング| みん就(みんなの就職活動日記),2014年7月31日DL.
・会社概要|会社情報|JTBグループサイト,2014年7月31日DL.
・平成26年3月期決算概要 (決算情報|会社情報|JTBグループサイト),2014年7月31日DL.
・JTBグループサイト| JTBグループについて| JTBグループ企業理念,2014年7月31日DL.
・平成25年度主要旅行業者旅行取扱状況年度総計(速報) 国土交通省官公庁,2014年7月31日DL.
・旅行業界市場データサイト【旅行業界売上ランキングなどデパート業界の情報ページ】,2014年7月31日DL.
・旅行会社の利用率は「JTB」が約5割でトップに! 今後利用したい旅行会社は マイナビニュース,2014年7月31日DL.
・旅行業界とJTBの企業背景-国土交通省,2014年7月31日DL.
・応募条件・選考フロー|求人情報|2015年度新卒者向け求人情報|求人情報|JTBグループサイト,2014年7月31日DL.
・JTBの内定者による選考情報 - みん就(みんなの就職活動日記)2014年7月31日DL. ・国土交通所観光庁平成26年度主要旅行業者の旅行取扱状況年度総計,http://www.mlit.go.jp/common/001095585.pdf,2016年4月22日DL. ・トラベルニュース,http://www.travelnews.co.jp/news/tourist/1506151538.html,2016年4月22日DL.
・会社概要|会社情報|JTBグループサイト,2014年7月31日DL.
・平成26年3月期決算概要 (決算情報|会社情報|JTBグループサイト),2014年7月31日DL.
・JTBグループサイト| JTBグループについて| JTBグループ企業理念,2014年7月31日DL.
・平成25年度主要旅行業者旅行取扱状況年度総計(速報) 国土交通省官公庁,2014年7月31日DL.
・旅行業界市場データサイト【旅行業界売上ランキングなどデパート業界の情報ページ】,2014年7月31日DL.
・旅行会社の利用率は「JTB」が約5割でトップに! 今後利用したい旅行会社は マイナビニュース,2014年7月31日DL.
・旅行業界とJTBの企業背景-国土交通省,2014年7月31日DL.
・応募条件・選考フロー|求人情報|2015年度新卒者向け求人情報|求人情報|JTBグループサイト,2014年7月31日DL.
・JTBの内定者による選考情報 - みん就(みんなの就職活動日記)2014年7月31日DL. ・国土交通所観光庁平成26年度主要旅行業者の旅行取扱状況年度総計,http://www.mlit.go.jp/common/001095585.pdf,2016年4月22日DL. ・トラベルニュース,http://www.travelnews.co.jp/news/tourist/1506151538.html,2016年4月22日DL.
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