エムスリーの企業研究
M3, Inc.

はじめに
この記事を読んでいる方の中には、エムスリーへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。
面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか?」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。
(1)会社概要 (2)「企業」を知る (3)「採用情報」を知る
他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。

会社概要(平成28年10月20日現在)
商号 | エムスリー株式会社 (M3, Inc.) |
---|---|
発足 | 2000年9月 |
代表者 | 谷村格 |
従業員数 | 308名(2016年3月末現在) |
本社 | 東京都港区赤坂1丁目11番44号 赤坂インターシティ10階 |
売上高 | 64,660百万円(平成28年3月期) |
一人当たり売上高 | およそ18百万円(平成28年3月期、連結従業員数使用) |
営業利益 | 20,022百万円(平成28年3月期) |
初任給 | 業種、個人のスキルと経験により決定するため、企業への直接問い合わせが望ましい |
平均年収 | 7,330,000円(平成27年3月31日実績) |

「企業」を知る。志望理由でライバルとの差を付けよう!
エムスリーについて深く知るために、まずはエムスリーの事業目標を確認しましょう。そこからエムスリーが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。
エムスリーの目指すビジョンと求める人物像は以下の通りです。
【エムスリーの目指すもの】
『インターネットを活用し、健康で楽しく長生きする人を一人でも増やし、不必要な医療コストを一円でも減らすこと』
(エムスリー 企業情報ページより引用)
【求める人材】
『エムスリーでは、さらなる業容拡大に伴い、新しいビジネスモデルを創り、現状のビジネスプロセスを改善していくクリエイティブな発想とプロ意識の高い人材を必要としています。』
(エムスリー 採用情報ページより引用)
以上の2点から考えると、エムスリーの社員になるには、顧客の立場で考える視野と問題を解決する発想力、行動力、さらにそれらを効率よくこなせる経験が必要になります。
ですので、事業目標に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の4点です。
・「人間尊重」 サービスを受ける側のために目標をどのようにたてたか
・「発想力、挑戦」 目標達成のためにどのように考えを実行したのか
・「プロ意識」 誰にも負けないと思っていることは何か(各業種にあったスキルをアピールしましょう)
・「経験」 これまでの経験が、働く上で会社のため且つ社会のためにどのように役立つか
次に、ネットメディア業界の中でエムスリーと競合会社とを比較してみましょう。
エムスリーは医療情報専門サイトを運営しており、日本では医療に関する情報を提供する「m3.com」,コミュニケーションプラットフォーム「MR君」、開業支援、転職など医療以外の情報を提供する「QOL君」があり、またアメリカ、韓国向けにも似たサービスを提供している。現状、同業界では堂々の一位であり、追い抜かれる可能性は非常に小さいです。
ですが、開業支援、転職など医療以外の情報を提供するサービスに関しては、今CMでお馴染みのエス・エム・エスは破竹の勢いで追いついてきています。
ですので、ここではエムスリーとエス・エム・エスについて比較してみました。
まずは両社の財務状況を見てみましょう。
2016年3月期の営業収入(売上高)は、エス・エム・エスが19,069百万円(前年比26.6%増)であるのに対し、エムスリーが64,660百万円(前年比25.9%増)と3倍以上となっています。一方で経常利益は、エス・エム・エスが3,509百万円(前年比30.3%増)であるのに対し、エムスリーが19,950百万円(前年比23.3%増)と5倍以上になっています。
売上高は「企業の事業規模」、経常利益は「本業で稼いだ利益」を意味します。売上高に対して営業利益が多い企業は、コスト管理が成功していると言えます。
このような視点から言えば、エムスリーは非常にコスパの高く、成長力がある企業だと言えるでしょう。
エムスリーの事業は、主力となる医療ポータル、治験の運用支援を行うエビデンスソリューション、海外での医療従事者向けサイトの運営、電子カルテの開発・販売などの診断プラットフォーム、医療品等のマーケティング業務の受託等を行う営業プラットフォーム等に分かれていますが、営業利益の6割近くを医療ポータルから得ています。
これに対して、エス・エム・エスでは人材紹介事業が営業利益の多くを占めています。医療ポータルについては、高齢者向け医療業界のサイトを構築するなど、その方面での事業拡大を目指していますが、エムスリーに追い付くほどのものにはなっていません。人材紹介事業についても、元々エムスリーが優位を保っていたうえに、エムスリーとエス・エム・エスが2009年に共同出資でエムスリーキャリア株式会社を立ち上げるなど、さらにその優位性を広げています。
エムスリーは、既存事業の深堀、海外展開、ゲノムビジネスなどの新規事業の3つを柱として、今後もさらなる成長を目指しています。
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また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
高齢化社会が進んでいる今、高齢社会に関連する市場はますます大きくなり、特に医療従事者および介護従事者に対する需要がさらに高くなっていくでしょう。
実際にパソナグループやリクルートエージェントなど人材紹介大手は次々と参入してきています。
その中で、いかに企業全体のソースを利用し他社との差別化を図るかが重要なポイントとなるでしょう。

「採用情報」を知る。過去の選考をチェックしよう!
ここまでエムスリーについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。 選考

・エムスリー株式会社
・「新・企業力ランキング」 トップ200 | ランキング | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
・「連続増益企業ランキング」トップ200 | ランキング | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
・会社概要│企業情報│エムスリー株式会社企業サイト
・エムスリーの目指すもの│企業情報│エムスリー株式会社企業サイト.
・企業文化と職場環境| 採用情報 | エムスリー株式会社企業サイ
・応募職種| 採用情報 | エムスリー株式会社企業サイト
・平成25年度 有価証券報告書 | IRライブラリー|IR情報 | エムスリー株式会社企業サイト
・平成26年3月期 有価証券報告書| IRライブラリー|株主・投資家情報 | 株式会社エス・エム・エス企業サイト
・面接官の本音:エムスリー株式会社|ヘッドハンティング・人材紹介・転職支援ならクライス&カンパニー
・エムスリーの事業と今後の成長戦略,https://www.growingcompany.jp/article/interview/m3_yokoi/,2016.10.20DL.
・「新・企業力ランキング」 トップ200 | ランキング | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
・「連続増益企業ランキング」トップ200 | ランキング | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
・会社概要│企業情報│エムスリー株式会社企業サイト
・エムスリーの目指すもの│企業情報│エムスリー株式会社企業サイト.
・企業文化と職場環境| 採用情報 | エムスリー株式会社企業サイ
・応募職種| 採用情報 | エムスリー株式会社企業サイト
・平成25年度 有価証券報告書 | IRライブラリー|IR情報 | エムスリー株式会社企業サイト
・平成26年3月期 有価証券報告書| IRライブラリー|株主・投資家情報 | 株式会社エス・エム・エス企業サイト
・面接官の本音:エムスリー株式会社|ヘッドハンティング・人材紹介・転職支援ならクライス&カンパニー
・エムスリーの事業と今後の成長戦略,https://www.growingcompany.jp/article/interview/m3_yokoi/,2016.10.20DL.
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