日本レジストリサービスの企業研究(事業・成長戦略)
世界で唯一「.jp」を管理する日本レジストリサービスとは?
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◆ TOPIC
- ドメイン名を管理する仕事って、そもそもなに?
- 世界で唯一「.jp」を管理する理由
- JPRSの目指す世界
ドメイン名を管理する仕事って、そもそもなに?
JPRSは、主に2つの側面から日本のインターネットを支えています。
ひとつは「日本のドメイン名(.jp)の登録・管理」、もうひとつは.jpの「DNS(ドメインネームシステム)の管理・運用」です。
普段目にする「www.http://~.jp」といったURL等で使われる文字列は「ドメイン名」と呼ばれ、「インターネット上の住所」のような役割があります。
実際のPC間のやりとりは「IPアドレス」という、ただの数字の羅列で行なわれますが、人にとって数字だけの羅列はわかりにくいため、ドメイン名が対応付けられて利用されます。
例えるなら、「IPアドレス」が座標、「ドメイン名」が住所のようなものですね。
また、DNSとは、ドメイン名とIPアドレスを対応させる住所録の役割をしたシステムのことです。
なので、JPRSは、インターネットの住所録を管理すると同時に、DNSの運用によりインターネットがきちんと動くようにしてくれる存在、ということなんですね!
出典:https://jprs.jp/related-info/about/address/
また、JPRSは世界で唯一「.jp」を管理する会社ですが、なぜ世界唯一なのでしょう?
ドメイン名の「.(ドット)」で区切られた一番右側をトップレベルドメイン(TLD;Top Level Domain)と呼びます。
出典:https://jprs.jp/related-info/about/type/
TLDには用途に応じた分野別のもの、国や地域を表すものがあります。
国や地域を表すドメイン名は国別トップレベルドメイン(ccTLD)と呼ばれ、このドメイン名は、地域の代表組織が、インターネット資源を管理する国際機関から管理を委託されて管理しており、JPRSは日本の代表として、日本のドメイン名管理を委託されています。
レジストリ(登録管理組織)は、データベースを一元管理しなければならないので、日本のTLDを管理する会社は日本レジストリサービスだけ。だから、JPRSは、世界で唯一の「.jp」を管理・運用する会社なのです!
出典:http://jprs-recruit.jp/2017/about/
日本レジストリサービスがなくなったらどうなる?
「.jp」を登録できるのは日本に住所がある組織・個人だけです。
また、企業のためのドメイン名「.co.jp」は、日本で登記されている企業しか登録できないため、「ちゃんとした日本の会社だ」という印象を与えることができます。その安心感の表れとして、「.co.jp」は、なんと上場企業の97%が登録しています。
そのため、JPRSのDNSサーバーになにかあれば、日本のインターネットがストップする・・・という事態に!
出典:https://www.youtube.com/watch?v=sKywd2ZAZ3s
私たちが当たり前にインターネットを使えるのも、JPRSの努力の賜物なのです。
日本レジストリサービスの目指す世界
JPRSは、より便利に、より安心なインターネットインフラを支え続けるために動いています。 「.jp」のドメイン管理・JP DNSの安定運用はもちろん
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