Rettyの企業研究(事業・成長戦略)
個人の好みにフォーカスする新しい視点がヒット!Rettyの成長戦略とは?
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◆ TOPIC
- 後発ながら急成長するRettyの強みは実名制
- 個人の好みにフォーカスする新しい視点がヒット!
- 海外進出で1億人のユーザー獲得を目指す
後発ながら急成長するRettyの強みは実名制
出典: サービス|Retty株式会社(2017年3月29日)
一方、競合の食べログは2016年12月時点で月間約9,346万人、ぐるなびは2016年3月時点で約5,700万人の利用者数となっています。また、ホットペッパーグルメは指標は違うものの、2015年に年間のネット予約件数が3,729万人となっており、ユーザー数自体はさらに多いものと考えられます。いずれもRettyから見ると先行企業でユーザー数も確かに多いものの、ここ数年で急成長しているRettyは驚異といえるでしょう。
情報量は依然増える傾向にあり、Rettyをはじめとするこのようなグルメアプリのニーズはまだまだ伸びることが見込まれています。そこでユーザーにとっては、それぞれのアプリ・サイトから「どのような情報が得られるのか」という点が重要になってきます。登録側からすれば広告枠を購入することで露出がアップしたり、アクティブユーザーが多いことが魅力的になります。一方で、ユーザー側からすればネット予約の利便性やユーザー視点の具体的な口コミなどが魅力でしょう。それぞれの特徴と将来性を比較するように心がけてくださいね。
個人の好みにフォーカスする新しい視点がヒット!
冒頭でご紹介した通り、Rettyは実名制のグルメアプリです。食へのこだわりがある層をメインターゲットとし、人気があるお店というよりも、個人の好みに合うお店を探すのに最適なサービスとして高いユーザー満足度を得ています。
また、「Retty TOP USER」というジャンルやエリアに特化した、より信頼性の高いユーザーを選出する仕組みなど、人にフォーカスしたサービス展開で信頼される情報を発信することが他のサービスと差別化されるポイントともなっています。
出典: ニュース|Retty株式会社(2017年3月29日)
このような特徴を持つRettyについて、創業者の武田和也氏はあるインタビューで、食べログは競合ではないという旨も話しています。
“食べログは「点数」という評価制をいれることで、お店選びに新たな軸を作り出した。だが、それだけでは定量的な情報にとどまってしまう。
(中略)
もちろん店への点数評価も大事だが、「食」という分野は個人の好みが色濃く反映される。高級な店を探すこともあれば、コストパフォーマンスの良さを重視することもある。点数が高いことが必ずしもユーザーの満足につながるとは思っていない。我々が目指すのは、その人の好みによってお店探しが出来る個別に最適化されたサービスだ。”
(出典: 出典:「食べログは競合ではない」グルメアプリRetty、10億円調達の狙い)
明確なスタンスが、急成長の背景にあることがうかがえますね。
海外進出で1億人のユーザー獲得を目指すRetty
では最後に、Rettyの今後の成長戦略について見ていきましょう。 注目のポイントは「海外展開」です。Rettyは現在、海外向けのサービスを作成中
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内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
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