クラレの企業研究(事業・成長戦略)
“ミラバケッソ”で実現!世界シェアナンバーワン&オンリーワン戦略
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◆ TOPIC
- 「他人(ひと)のやれない」独自技術が生み出したトップシェア製品
- クラレの原点が見える「ランドセルは海を越えて」キャンペーン
- 「世界に存在感を示す高収益スペシャリティ化学企業」を目指して
「他人(ひと)のやれない」独自技術が生み出したトップシェア製品
「他人のやれないことをやる」という独自の研究・技術を重視する同社には、世界シェアトップの製品群が数多くあります。例えば、液晶ディスプレイの表示に必要な「光学用ポバールフィルム」は世界シェア80%を誇り圧倒的な優位に。食品包装材やガソリンタンクなどに使われる、プラスチック最高レベルのガスバリア材「エバール」はシェア65%を占め世界一。最近需要が急増しているLEDテレビの反射板用途の高耐熱性ポリアミド樹脂 「ジェネスタ」に至っては、同社が世界で初じめて開発し、シェアは文句なしの100%で独占状態にあります。
他にも、クラレが世界で初めて事業化した「ビニロン」(シェア80%)、人工皮革のロングセラー 「クラリーノ」(シェア25%)、水に溶ける樹脂「ポバール」(シェア40%)で全て世界一となっており、これら世界ナンバーワン事業の売上高は、グループ全体の約半分を占めるほどになっています(2016年3月現在)。同社製品が関わる市場はニッチなものですが、そこで圧倒的なシェアを獲得することで、プライスリーダーとなり高収益を上げていることが同社の強みに。規模の拡大によって得る利益ではなく、利益を追求するために事業規模を拡大する、これがクラレの世界シェアナンバーワン&オンリーワン戦略と言えるでしょう。
出典: GLOBAL|クラレを知る|クラレ 2018年度新卒採用情報
クラレの原点が見える「ランドセルは海を越えて」キャンペーン
人工皮革のトップブランド「クラリーノ」はランドセル用素材としてトップシェアを築いていることをきっかけに、2004年にスタートした「ランドセルは海を越えて」キャンペーン。国内で使い終わったランドセルを収集し、文具などとともにアフガニスタンの子供たちに贈る国際社会貢献活動です。クラレが社会において「何のために存在するのか」「何をもって貢献するのか」という同社が掲げる使命を感じさせる活動となっています。
「世界に存在感を示す高収益スペシャリティ化学企業」を目指して
現在、2015年度にスタートした3ヵ年の中期経営計画「GS-STEP」を実行中のクラレ。その中で、「コア事業の深耕」「技術革新」「次世代成長モデル」
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