メリルリンチ日本証券の企業研究（働き方・年収・選考対策）

今回ご紹介するのは、懇親会やセミナーの多さでも有名な「メリルリンチ日本証券」での働き方です。 気になるキャリア、年収、選考対策情報等をお伝えしてきます。

◆ TOPIC
• メリルリンチ日本証券での働き方／キャリアとは
• 社員と話す機会にこだわる！メリルリンチの採用
• 気になる選考対策

メリルリンチ日本証券の事業モデル／成長戦略はこちらの記事へ
メリルリンチ日本証券の新卒採用での募集部門は以下の5種類。
（出典： 2018年度メリルリンチ日本証券新卒採用HP ）

◆テクノロジー部
最先端のテクノロジーを用い、常に金融市場の先頭を走り続けるよう支援する仕事です。業務は大きく2分野に分けられ、アプリケーションの設計・開発・運用や、技術的プラットフォームを支える仕事を担います。

◆投資銀行部門／資本市場部門
世界各国にある営業拠点の顧客をサポートする仕事です。専門家チームを結成し、資本調達や戦略的アドバイス、事業再構築やリスク管理など、顧客のニーズに合わせ多様なサービスを提供します。

◆金融市場部門
幅広い商品分野で、業界最高水準の洞察や分析、トレーディング執行サービス等を提供します。アナリストは、世界規模の専門家チームの中で学ぶことができ、シニアのサポートとしてリサーチやプレゼン用資料の作成、顧客の事業活動分析などを行います。

◆調査部
付加価値の高いリサーチを常に顧客に提供する仕事です。アナリストは、モデリング、分析、基礎的調査を行い、顧客とのミーティングにも参加。長期的プロジェクトに携わることもあります。

◆証券業務部
証券取引、清算、資金決済ほか業務を担当し、商品や顧客のデータ管理を行う仕事です。すべての取引が正確に処理されるよう手配し、顧客と社内トレーダーおよびセールス担当者をつなぐという、非常に重要な役割を担います。

また気になるメリルリンチ日本証券でのキャリアですが、採用HP「先輩たちの声」から3名の社員のインタビューを紹介します。

まずは、金融市場部門ディレクター、Kさんのインタビュー
(出典： メリルリンチ日本証券、採用HP「先輩たちの声」 )

Kさんは現在、債権本部の金融法人営業部に所属し、地方銀行、信用金庫、地域金融機関を対象にセールスを行っています。

インタビューを読むと、Kさんは就職活動において、「出会った社員の方々が優秀だったこと」「内定部署の部長が信頼できること」が決め手になり入社を決意したそうです。そして実際に入社してみて良かったことは、「複合的な金融サービスが提供できること」「自らに色々なチャンスが与えられ、最大限公正な評価を受けられること」だと語っています。最大の成長機会を「部署や部門を問わず可能な、先輩社員とのコミュニケーション」だといい、就活中の学生さんには、企業と自分の相性を計り、多くの声を聞き自分の適性を判断してほしいと考えているそうです。

次に、調査部ヴァイスプレジデント、Eさんのインタビュー
(出典： メリルリンチ日本証券、採用HP「先輩たちの声」 )

Eさんは現在、上場企業の調査・分析を行う調査部のアナリストとして、ITサービス・ソフトウェア業界を担当しています。

インタビューの中で、これまで最も大変だったことは、単独で個別銘柄の投資評価を立ち上げたことだと語っています。大きなやりがいを得たものの、責任の重さを痛感することになったこの経験は、結果的に自分独自の論点を発見する重要な機会になり、次のステップにつながったと感じているそうです。Eさんが思うメリルリンチの魅力は、若手でも成長する機会が与えられ、それをサポートする環境が整っていることだといいます。

最後に、投資銀行部門／資本市場部門ヴァイスプレジデント、Yさんのインタビュー
(出典： メリルリンチ日本証券、採用HP「先輩たちの声」 )

Yさんは現在、投資銀行部のM&Aチームで、合併・買収・売却案件のアドバイザリー業務を担当しています。

就職活動中に感じたメリルリンチの魅力は、若手のうちからチャレンジングで刺激的な環境下で仕事ができ、親しみやすく尊敬できる先輩方がいたからだと語っています。実際に入社してみて、自分が思っていた印象そのままの会社だと実感し、特に「何でも相談できる上下関係が形成されていること」に驚いたそう。この会社を志望する学生さんへのアドバイスとして、「できる限り多くの社員とコミュニケーションを取り、入社後の働いているイメージを持てるようになっていることが重要」だといいます。

ちなみに、メリルリンチ日本証券の平均年収は、有価証券報告書調べによると約2,265万円。口コミによると、20～30代で年収1,000万円以上の人が多いという評判があります。

メリルリンチの生涯推定年収、日本の平均生涯賃金との比較

出典： 平均年収.jp　※平均年収と国税庁の年齢別階層年収との比率で独自で算出した結果の数値

メリルリンチ日本証券の採用の特徴は、学生ができるだけ多くの社員と話をする機会を設けること。これは、学生に社員や社風への理解を深めてもらい、「自分に合っている会社かどうか」を十分に感じ取った上で選んでほしいという目的があります。

2016年に開催されたキャンパスイベントは、「バンクオブアメリカ・メリルリンチ懇親会」「女子学生のためのオープン・セミナー」「投資銀行部門／資本市場部門オープン・セミナー」「金融市場部門オープン・セミナー」「調査部オープン・セミナー」「証券業務部オープン・セミナー」。全て学生対象に東京本社で行われました。

「バンクオブアメリカ・メリルリンチ懇親会」は、まずはメリルリンチを知りたいという人向けのイベント。フロアツアーに加え、各部門の社員との懇親会が行われます。さらに部門別の詳細を知りたいという人には、各部門のオープン・セミナーにて、業務紹介やパネル・ディスカッション、社員との懇親会が催されます。

先に紹介した「社員インタビュー」でも、多くの社員がこれら懇親会やセミナーが「入社の決め手になった」と感じているようです。入社前にこれだけ多くの社員と話ができるのも、メリルリンチならでは。ぜひ活用して、自分に合っている会社か見極めたいですね！

ここまでメリルリンチ日本証券についての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょ�

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