松竹株式会社の戦略・強み・弱み・競合他社情報│企業研究記事
松竹株式会社を就職活動の観点から企業研究
下記4つのトピックに分けてご紹介します。
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◆ TOPIC
- 市場規模は興行収入ベースで約2,000億円、公開本数も増加
- 映画に加え、歌舞伎座運営も手掛ける総合エンタメ企業・松竹
- 外国人をターゲットに「歌舞伎×テクノロジー」で新しいコンテンツを生み出す
- 松竹の戦略・強み・弱み・競合他社のまとめ
市場規模は興行収入ベースで約2,000億円、公開本数も増加
洋画、邦画ともに公開本数は近年増加傾向で、2016年は1,149本にもおよぶとともに、過去4年間は1,100本を超えています。
2000年代初頭より、国内の総興行収入は2,000億円程度で、景気やヒット作品によって増減があります。2016年は2,355億円で、『君の名は。』を中心にアニメ映画の好調ぶりが目立ちました。
また、国内の映画館は複数のスクリーンを持つシネマコンプレックスが主流となっており、松竹系列の松竹マルチプレックスシアターズは全国で259スクリーンを有しています。
映画に加え、歌舞伎座運営も手掛ける総合エンタメ企業・松竹
松竹は映画業界で言うと日本国内3位の企業ですが、その最大の特徴は歌舞伎を含む演劇事業も持つ総合エンタメ企業であるという点で、強みと言える部分でもあります。
1895(明治28)年に創業した歴史ある企業であり、直近の2017年2月期決算では総売上961億円のうち映画を含む映像関連事業は547億円、演劇事業は251億円と、いずれの事業も重要な収益の柱となっていることがうかがえます。
映画の分野においては、『男はつらいよ』シリーズで有名な山田洋次作品や『釣りバカ日誌』などが代表作品として知られており、直近ではアニメ映画『聲の形』のヒットも記憶に新しいです。
演劇事業においては、東京・銀座に位置する歌舞伎座の運営をはじめ、新橋演舞場、大阪松竹座などの劇場の運営を行うとともに、歌舞伎や演劇の企画・製作・興行も手掛けています。
一方、業界全体に言えることではありますが、こうした事業は作品の良し悪しによって興行収入が左右される傾向が強く、事前の予測も難しいためその点は弱みと言えます。
また、松竹の競合他社としては、 東宝 、 東映 が挙げられます。
外国人をターゲットに「歌舞伎×テクノロジー」で新しいコンテンツを生み出す
最後に、松竹の成長戦略について見ていきましょう。 松竹では、2020年の東京オリンピック開催も見据えて訪日外国人をターゲットとしたインバ
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