【企業研究】株式会社日本政策金融公庫の年収・インターン・選考・採用まとめ

人材育成や能力開発はもちろん、女性の活躍推進やワークライフ・マネジメントを実践することで働きがいのある職場づくりにも取り組んでいることで有名な金融業界の株式会社日本政策金融公庫の年収・キャリア・インターン・選考・採用情報について、就職活動の観点から企業研究しました。

下記４つのトピックに分けてご紹介します。

◆ TOPIC
• 日本政策金融公庫の募集職種・採用情報と平均年収は？
• 人材育成に積極的な職場環境。長く働き続けられる制度も充実
• 日本政策金融公庫のインターン・選考・面接対策情報
• 日本政策金融公庫の年収、キャリア、インターン・選考・採用情報社のまとめ

日本政策金融公庫の戦略・強み・弱み・競合他社情報はこちらの記事へ


日本政策金融公庫（以下、日本公庫）では、総合職、地域総合職で新卒を募集しています。

参照： 採用情報｜日本政策金融公庫　2019年度新卒者採用ホームページ

ところで、「総合職」「地域総合職」との違いは何でしょうか、気になりますね。実際に地域総合職を選んだ先輩社員のインタビューを紹介しましょう。

国民生活事業で活躍する女性職員K.M. さんです。なぜ地域総合職を希望したのでしょうか？

日本公庫の地域総合職は総合職と同じ業務を行いますが、転勤地域が一定の範囲に限定されます。将来のライフイベントに対して柔軟な選択ができると考え、地域総合職を志望したそうです。家族や学生時代の友人も職場の近くにいるので、強い心の支えになっているとか。

そんなK.M. さん、現在は契約事務を担当。融資が決定したお客さまとの契約手続き、送金の案内まで行っています。入庫一年目で学ぶことも多いようですが、日本公庫ではOJT制度が充実していると感じているそう。先輩職員や上司への質問もしやすい風土とか。一年目だからといって臆することなく、自分の能力を活かしながら働ける職場環境が整っていることがうかがえます。

出典： 職員紹介｜日本政策金融公庫　2019年度新卒者採用ホームページ

また、有価証券報告書の情報によると平均年収は833万円。一方、新卒の場合は院卒、大卒ともに月給18.8万円となっています。


日本公庫は人材育成に注力しており、職員一人ひとりの能力やモチベーションをさらに高めるとともに、政策金融を担う者として期待される質の高いサービスを実現するために、多様な教育機会を整えています。

まず、基礎教育として、新人教育から融資審査、マネジメント教育を充実させています。 さらに、高度なマネジメント能力や高い専門能力を有する人材、女性管理職を育成するための「人材アカデミー」を開校。

OJT以外の研修としては、外部研修として中小企業診断士養成講座への研修派遣や関係省庁などへの業務派遣も。自己啓発支援としては、財務分析や金融法務のスキルアップを図るための通信教育や中小企業診断士などの資格取得を支援する制度などを整備しています。

出典： キャリア支援｜日本政策金融公庫　2019年度新卒者採用ホームページ

また、日本公庫では、職員がやりがいや充実感を感じながら働く一方で、子育てや介護、自己研鑚など個人の時間も大切にすることで豊かな生活を送ることができ、さらにその能力を発揮できると考えており、ワークライフ・マネジメントを実践。週2日のノー残業デーや休暇の計画的取得、男性の育児参画などを奨励しています。

さらに、仕事とライフイベントの両立に関するさまざまな支援制度として、転勤が困難な場合には、転居を伴う転勤を一定期間免除したり、希望する地域への転勤を実施するなどの「転勤特例制度」という制度も。

育児中の支援としては育児休業をはじめ、短時間勤務、フレックスタイム制はもちろん、職場復帰を支援するプログラムやベビーシッターサービスの補助制度も設けています。

女性管理職の登用にも積極的で、手厚い研修プログラムで女性職員の管理職候補者の育成にも力を入れています。

以上から、日本公庫は、ライフイベントを乗り越えて長く勤められるような支援策に注力するほか、職員1人ひとりの個を活かすマネジメント教育にも力を入れ、政策金融のプロフェッショナルとして成長させ、かつ活躍できる環境や機会も整っていることが伝わってきます。

ここまで日本公庫についての様々な情報を見てきましたが、最後は日本公庫の過去のインターン・採用・面接情報を知り、早めの対策準備を行って�