元人事が語る「自分との対話」が就職活動において大切な2つの理由
※この記事は過去人気のあったメールマガジンから抜粋したものです。
「その企業が自分に向いてるかわからない」という悩みについてお伝えしたいこと
先月くらいからメールマガジンにて
「irootsを通じて内定が出ました!」
とか、
「irootsではないですが内定が出たのでスカウト止めます!」
など、たくさんの喜ばしい報告が学生さんから頂くようになりました。
今、順調に就職活動が進んでいる方は心よりおめでとうございます。
irootsの学生さんの内定報告の特徴として本当にうれしいなあと思うことは、「自分のやり方で就活を体現できている人が多い」という事です。つまり「マイペース」やっぱりこれです。
ご自身のペースでご自身のやり方で焦らず行動する人であり続けましょう。
さて同時に、一応内定は出たものの、「その企業が自分に向いてるかわからない」というご相談も幾つか頂きました。
様々なケースがありますが、それらの事例に私が共通してお伝えできることがあります。
※ここから先は就職活動順調の方には必要のない内容なので華麗にスルーしていただければ幸いです。
自分と会社の視点で悩めているか?第三者の意見に惑わされていないか?
なぜ、その会社を受けたのか、受けてどう思ったのか。どうなりたいのか。
そしてもう一つ聞くことは本当に自分と会社の視点だけで悩んでいるのか。
親御さんや友人、大学教授、アドバイザーなどの視点は入りすぎてないか。
これらの事を集中して考えて頂く為に、「自分との対話」を推奨しています。
それができてはじめて「企業との対話」となります。
さて、私が「自分との対話」を大事だと思うに至った背景は大きく2つあります。
1.私のキャリアアドバイザー時代の想い
2.私の両親との関係
の2つです。では順を追って見ていきましょう。
学生は、社会人経験がないため周囲に流されやすい。そこを変えたかった。
キャリアアドバイザーという仕事は聞こえは良いですがなかなか大変なお仕事。
誰かとどこかの会社をマッチングさせ、お金を得る。はっきり言って泥臭いです。
モラルを求められると思いました。
私の性質の一つとして「バカみたいに頑固」というものを自認しているのですが、
それでも会社の利害を尻目に「なんでもいいから決めてこい!」という圧力は常にありました。
上司にも気持ち良く嫌われるようになりました。
「この職業は結局会社側の視点にしか立てないのか。求職者側への視点は担保できないのか」
私は前職で新卒学生向けのキャリアアドバイス事業を0から立ち上げ収益的にも順調だったのですが、
やりたいことはできなかったと失意のもと退職することを選びました。
社会人の転職活動であれば、求職者側にも経験が対等にあるので成立するでしょう。
しかしながら新卒の学生さんには社会人経験がありません。周囲に流されやすくなるのは致し方ない。
どうすれば良いのか。
「自分と対話する」学生さんが自分を知り、それに基づいて行動できる仕組みを作るイマに繋がりました。
不安が生まれるのは、自分の人生を生きてないから
父は東京の開成高校を卒業しましたが、家庭の経済状況の問題もあり、大学に進学をしなかった人でした。
その後、母親(祖母)の自転車修理工場を手伝いながら生計を立てる日々だったようです。相当に苦労をしたと聞いています。
私にはその苦労をさせたくなかったのでしょう。「とにかく安定した大企業に行きなさい。そうすれば寛は幸せになれるよ」と。
この圧力たるものも中々のものでした。ですが結局、私はその道を選びませんでした。父の人生を生きている気分になったからです。
自分の人生を生きてない感覚は不安そのものです。私は心の安定を求めて自分が信じるやりたいコトを探しに今の人材業界に新卒で入りました。
社会人になり大変な事もありましたが、今は後悔していません。それが私の答え合わせです。
これが、なぜirootsを通じてやたらと「自分の根っこが大事」とか「ありのままが大事」などと、わかりきったことを皆様にお伝えしているかに関する一つの理由です。
他人の意見で決めたって、自分で決めたのと同じ。だったら自分で決めた道を進もう。
残念ながら他人の意見で決めたって、ほとんどのケースは結局自分で決めたことになります。他人に文句言っても何も変わらないし、どうしたって最終的には自分の人生です。
是非、こんな時こそ「自分との対話」をしてみてください。そして必ず在る信じる自分と出会ってください。 信じる自分が決めた道なら、その道を歩んでみて、ここは何か違うなと思ったら、その時の自分が信じる道を見つけてまた歩めば良いでしょう。
irootsではこういったメールマガジンを月に数回、配信しています。
もしあなたが自分との対話に行き詰まってしまったら、irootsに登録後、こちらにメールでもください。アドバイスは出来ませんが、感想くらいはお伝えできるかもしれません。息抜きにでもご活用くださいね。
梅雨の季節を乗り越えて、晴れやかな夏をみんなで迎えましょう。
―この記事を書いた人―
小笠原 寛iroots 事業責任者
編集:三浦 慶太郎
iroots インターン
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