人事が好むESとは?200人添削して気づいた「ESが書けない人」への特効薬
※この記事は過去人気のあったメールマガジンから抜粋したものです。

人事から好まれるのは「あなたが楽しみながら書いた文章」です
メールマガジンにて200人近くの方から御要請いただいたプロフィール添削が、ついに昨日で終止符を打ちました。
当初私が想像したよりご希望される学生さんが遥かに多かったり、書いてくれた内容の完成度が高くて添削することが見つからなかったり、と良い意味で裏切られたこの企画。
そして一番、私の予想を超えたのは「みんなが楽しんで書いてくれた」ということです。
楽しみながら書いた文章は脂がのります。
メルマガでも書いた通りですが「じわる」どころではありません。
中には吹き出したり、涙ぐんだり、なぜか一緒に悔しくなったりするような臨場感あふれまくるもの、もうこれは「ノンフィクション小説や!!!STORYS.JPに勝手に公開しちゃうぞ!!!」というような共感値高すぎるプロフィールがとっても多かったです。
(↑※公開はあくまで冗談です。ビックリした皆様お詫び申し上げます。)
今回はもちろん「添削」という一種のお仕事として承りましたが、その仕事たるや本当に楽しく、仕事であることを完全に忘れ没頭しました。
落合陽一さんが推奨する ”Work As Life” まさにそのものでした。
ストレスフリーでアグレッシブな今回のお仕事についつい時間が経つのを忘れてしまい、毎日、帰りの電車も最終となり妻にも呆れられるという始末。
(↑※妻に呆れられたのは本当です。いつも支えてくれる家族に感謝申し上げます。)
とにかくこういう方のプロフィールは人事に好まれます。
だって人事だって”Work As Life”さながら楽しく仕事をしたいですから。
さて、そんな中にも時々プロフィールの筆があまり進んでなさそうだなという方もいました。
ここから先は今でも「ES、どう書いていいかわからない」と言う方だけの為に書きます。
※私は大丈夫という人には不要だと思いますのでスルーしてしまってください。

ESが書けないのは、「力んでしまっている」から。でも実は「自分の当たり前」にこそ価値がある
「私は人に言えるようなすごいエピソードなんてない」とか
「遊んでたことなんて書けない、勉強してたことだけ書こう、でもなんか普通」とかとか、
「そもそも人にアピールするのって昔から苦手だったし何書けば良いか。。」とかとかとか。
さて、当初は私も少し困りました。
いくら添削しようと思っても、その学生さんにお会いしたことがありませんし、「書いてない経験、想い」について知る由もないので添削のしようがありません。
実はそう言った方に対して、こっそり必ず実践していたことがあります。
それは、その人のirootsの性格価値観診断を徹底して読み分析するということ。 ですが、分析すると言っても難しいことではありません。
1. 平均値である数値50を超えている項目の組み合わせをひたすら眺めて、想像する
2. 項目ごとの横棒線の波形の凹凸(おうとつ)をひたすら眺めて、想像する
この2つをすることによって対象の学生さんの人柄特徴を想像し、もう一度プロフィールを見返して仮説に基づき質問する、という作業です。
例えば、勉強ばかりしていた学生さんのプロフィールがあったとします。
小学校、中学校、高校、大学とずっと勉強。
成績は高いが、反面お人柄がわかりにくく、特徴を人事には伝えづらい。
そのような人がいた時に性格価値観診断を読み解きます。
すると、「あ、この人主体性は低いけど、変革性や発想性が高いな」と気づいたりします。
その方に「勉強の仕方とか工夫したりしました?」とお聞きするとこんな感じになります。
「そうですね。小学校の頃から先生に言われた通りではなく、一番自分に合っていて、
効率的な勉強の仕方をひたすら研究していました。どんなことでも言われたままではなく、
一度自分なりに考えて、納得した方法論で物事を実行する習慣があります。」
私
「勉強以外にもそういう習慣て当てはめたりしてます?」
学生A
「はい。少しかじった野球でも実践してました。
以前「マネーボール」というブラピが出てた映画を見たことがあり、ほにゃらららら〜〜〜〜」
あったじゃん、Aさんらしい面白いエピソードが、、、
きっと主体性が低く出ていたのは控えめなご性格だったのか、工夫して実践するなんて、自分にとっては「当たり前」だから書いても意味ないことになっていたのでしょうね。
そう、自分の特徴を人に伝える時の障害の一つに「当たり前」と言う固定観念があったりします。
「ああ、、俺は当たり前の事しか出来てない本当につまらない奴だ」
そう、心で呟いてしまった時には、本当にそれは「当たり前」なのか、性格価値観診断で読み解いてください。

自分自身のことを誰よりも信じることこそが、自信を持って「人」へ伝えることができる
学生B「私、こういうテスト受けるといつも特徴あまりでないんです。凹凸とかほとんどないです」
なるほど。
Bさんのお気持ちはわかります。凹凸がないということは性格に特徴がないんだ、、となるわけです。
でも実際は、Bさんにも十分に奇跡的な特徴があります。それは、すべての素質が一定値があるということです。
一言で表現すると「何事にも臨機応変に捉え順応できる」人です。つまりどこでも違和感なく活躍できる人です。
Bさんにそういう説明をしてもなかなか納得してくれません。
「今は個性が重要な時代だから」とか「結局アピールすることがない普通の人ってことですよね」
違いますよ。
数字が揃ってしまっている、あなたはご自身をこう思ってください。
私は幸運の「777」だと。
※ゲームやスロットをされる方は泣いて喜ぶ?!数字です。
Bさんはこう仰るでしょう。
「自分が幸運の777なわけがない。何を根拠に。いい加減なことを言わないください。」
そんなあなたにはあえて語気を強めて申し上げます。
どこまで自分自身を卑下されるのですか。
あなたがあなた自身を信じなければ誰もあなたの事を信じませんよ。
結局は事実であろうと勘違いであろうと、自分自身のことを誰よりも信じてあげて労ってあげられる人が、自信を持って「自分」を人に伝えられます。
わからなくなったり自信がなくなった時は、一度俯瞰して自分の特徴をじっくり眺めてみましょう。
irootsの性格価値観診断は組織人事向けプロフェッショナル診断結果です。
よく見ると深いですよ。見直してみることをお勧めします。

まだ受けてない方は是非こちらから。
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―この記事を書いた人―
小笠原 寛iroots 事業責任者
編集:三浦 慶太郎
iroots インターン

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