【大学生活】『勉強してきた学生』VS『遊んできた学生』どちらが正義か?
※この記事は過去人気のあったメールマガジンから抜粋したものです。
こんにちは。iroots事業責任者の小笠原寛です。
最近、私にとってメルマガを書くことが優先度高になってきています。
理由は単純。
メルマガを書くと学生さんから反応をもらえるからです。嬉しいです。
1ヶ月位前だったか。「ナビ解禁」メルマガに返信をくださった何人かの学生さんともやり取りをさせていただきました。
その中の一人の方(Aさん)に許可を頂きましたので今回のメルマガのお題とさせていただきます。
ご相談はこちらです。

若いうちは勉強すべきか?遊ぶべきか?という問題について
一つ聞きたいことがあります。
大学はまじめに通ってて成績も悪くはないのですが、最近、「いくら学校で優等生だったからといって、社会でも秀でた存在になるとは必ずしも言えない」と思ってしまいました。
ふっと、真面目にやってきたことが馬鹿みたいに思える時があります。若いうちは遊んだほうがいいなどの意見を聞いて、もう少し遊べばよかったのか?と悩んだりします。それよりも、勉強をしてきたことを誇りに思うべきなのか。小笠原さんなりの考え方をいただきたいです。
(以上)
「若いうちは遊んだほうがいい。」
これ。世のおっさんが得意とするフレーズの代表格です。私も様々なおっさんに接しますが、若いうちは勉強した方がいいというおっさんより、「若いうちは遊んだほうがいい」派のおっさんの方が割合的に多いような気がします。
Aさんもそう言うおっさん(多分)の言動を聞いて心配になるのもよくわかります。
でも何かミスリードしている気がするのです。
確かにどちらかというと私も「過去、遊んだけど、勉強はしていない方のおっさん。」さらに「遊んだ事」が自分にとって価値になっています。遊ぶことで、自分に不足してるものを補えたから。
例えば、人との話し方とか、苦手な人との接し方とか。。過去の黒歴史を語るのも恥ずかしいですが、当時高校生から取り組み始めたのは、女性への声がけ(ナンパ?)。
中学生までの頃の私はとにかく体も弱く、根暗で、人の前で尻込みしてしまう人間でした。きっとこのままだと世の中に出てもやっていけないだろうな。。。と不安だったことを思い出します。
中高では男子校に通っていましたが、男友達も少なく、女性友達など皆無。気が弱すぎていじめも多く受けてきました。なんとかしなければいけない。
これを解決するための行動が、世界でもっとも苦手な人種へのコミュニケーション改善。
具体策は、女子校の学園祭に行って「声がけ」をするという行動でした。
当時は正直女性に声がけをしようとするにも体が震えてしまい、喉もカラカラ。声かけようとしただけで何故か涙がでそうになる。人が想像するようなウェイ系なナンパ行動とはおそらく真反対でした。
何としてもこの壁をクリアしなければいけない。クリアできなければ俺は生きていけない。こんな思いから、「必死で始めた遊び」でした。何年か継続した結果、モテないけど、仲良くなれるくらいまでにはなりました。ここまで文章を読んでいただいてみなさん思ったでしょう。
かっこわるいね。と。
実際その通りです。しかし、これがその瞬間を生きるために、私なりに考えた結論と行動でした。
まわりくどくなりましたが、Aさんへの私の回答はこちらです。

自分にとってその選択が良ければそれでいい。未来は誰にもわからない。
Aさんからのご質問について私が思うことを書きます。あくまでも私が思うことで正解ではないという前提で読んでください。
「未来は誰にもわからない。」
これが私にとっての人生の解です。よって、学生時代にもっと遊んだ方が良いのか、やはり、学生時代は勉強した方が良いのか、ということについて今から予測できるものはないだろうと思ってます。
私個人のマインドはいわゆる「刹那」に向いています。
刹那という言葉はあまり良い印象で人に捉えられてないようですが、実は仏教用語で「最も短い時間の単位」だそうです。今この瞬間というのが当てはまります。この刹那を真剣に生きる、イキイキと生きることが重要だと思っています。
遊びにしても勉強にしても、もし川の前で寝っ転がって妄想していたとしても、それが真剣にイキイキとしていることが私にとっても善です。
それがAさんにとっての善なのであれば、その善から得られたことを自分を信じて話せば良いのです。答えはないはず。自分を信じましょう。以上です。
ちなみにAさんから次の回答をいただきました。
私は勉強することが本当に楽しいです。そのことに、しっかりと誇りを持とうと思いました。多分これが、自分の根っこの一つです。それをこれから出会う大人に、しっかりと伝えていきたいです。
「本当に楽しい。」こう言えることが大切です。何をするかが大切なのではない。その瞬間どう本心からに自分に向き合って生きるかが大事なんだと思います。
遊んでいてもいい、妄想していてもいい、勉強していたってもちろんいい。人と行動が違っていて良いのです。考え方も違っていて良いのです。今の自分に、本音に向き合った行動や考え方なら、その違いを愛して人に伝えてください。
みなさんのことも、今後も陰ながら応援させていただきます。
わからなくなったり自信がなくなった時は、一度俯瞰して自分の特徴をじっくり眺めてみましょう。
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よく見ると深いですよ。見直してみることをお勧めします。

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―この記事を書いた人―
小笠原 寛iroots 事業責任者
編集:三浦 慶太郎
iroots インターン

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