【人事のプロが言う】会いたいと”思えない”ESの特徴3つ
※この記事は過去人気のあったメールマガジンから抜粋したものです。
「ありのまま」が人事の心を動かす
iroots事業責任者として、これまで200人以上メルマガで希望頂いた方に「プロフィールの添削」というものを実施してきました。
ですが、実は「プロフィール添削」という行為について、irootsを開始してからは頑なに「添削しない」を貫いてきました。
理由は、手を加えず「学生さんのありのままを企業に伝える」ことが、このサービスの使命であり、それが皆さんの入社後活躍を促す最善の方法だと考えてきたからです。
しかし、今回そのタブーを犯しました。つまり「添削」をしてしました。(ガーン)
しかし結論、とても面白かったです。
皆さんのたくさんの「じわるES(読み終わった後に尾を引いて気になるES」を読めたからです。
中には読みながら爆笑してしまった程面白い内容もありました。
読みながら「尊敬」してしまったものもありましたし、「感動」してしまったものをありました。
「一緒に働いてみたい」と思った内容も多かったです。
人事の心を動かすにはやはり「ありのまま」が一番良いことが確信できた気がします。
前回は「会いたい」と思えるESの特徴を書きましたので、今回はあえて「会いたいと思えなかったケース」を書いてみます。
◆ TOPIC
【第3位】武器だけを羅列しているES
というのも、ご自身の武器(長所)ばかりがひたすらに書いてあるESを読み続けていると、なぜか悲しい気持ちになったりします。
私はこんなことができる。
こんなこともしてきた。
それもできる。
すごいでしょ。
確かにこの人凄いなとは思うのですが、同時にこんなことも思ったりします。
「会ったら、仲良く話せるのかな。自分自身を出されておらず、読み手の私は信用されてないのかも。」
私の心の器がスモールなんでしょうが、そんなことを思ったりします。
【第2位】事実だけを羅列しているES
「ひたすらESの字面(じづら)を追い続ける。」
一度に何人ものESを読んでいると、読解力のない私の脳みそは疲労感が増してきます。
すると低い読解力がさらに低下し、私は目の前の文章に対して、まさに「無能」になります
。
事実だけではなくその きっかけ や それについて感じたこと、そこから変わったことなど、起承転結とまでは言いませんが、せめて「起・承・結」の流れがないと内容が頭に入らなくなってくるのです。
折角一生懸命書いた皆さんの文章がそんなひどい仕打ちを受けてはいけません。
【第1位】リラックスしていないES
説明するのが難しいのですが、なんとなく眉間にしわを寄せながら書かれた文章には興味を惹かれなくなるのです。
その人の本来絶対持っているだろう「素敵な部分」が見えなくなってしまうのです。
例えば、就活らしさを意識しすぎた文章。
学生Aさん
「私が学生時代頑張ってきた事は競技スキーサークルでの活動です。
1秒を競うレースの中で、如何に自分の限界を超えるかがこのスポーツの特徴です。
大変厳しい練習でしたが、私は弱音を吐くことなく、練習をし続けました。
大学3年次にて西日本大会にて私は個人の大回転にて単独1位を獲得いたしました。
基本行動を誰よりも大事にし、レース本番での集中力を高めてきた事が、
私自身の今を作っていると言えます。」
学生Bさん
「私が熱中した活動は競技スキーです。あまりに厳しい練習に入部当初は選んだことを後悔しました。
雪山での練習時、サングラスの影で涙を溜めながら滑っていたことは未だ誰にも気づかれていません。
その私が大学3年次には西日本大会の大回転にて単独1位を獲得できました。
周囲からは暴挙と驚かれましたが、如何にハードでも基本を大事に行動したことが、
本番での高い集中力に繋がったのだと、静かなる自信になりました」
皆さんだったらAorBどちらの学生さんにお会いしたいでしょうか。
優秀そうなのはAさんですね。Bさんは如何でしょう。なんだか応援したくなりませんか?
応援したくなる=心を動かされるということなのです。
最後に今回の添削メッセージで学生さんに一番多く使ったフレーズです。
「自己棚卸しは難しく考えすぎず。好きなお茶を飲みながら、
昔の家族アルバムを楽しむ感じでじっくり大切な過去を思い出してみてください。」
ぜひ、今回の内容も参考に、ご自身のプロフィールを見直してみてくださいね。
あなたの「ありのまま」が、もっともっと「ありのまま」に伝わるご支援をさせていただきます。
そんな「ありのままが分からない…」と自信がなくなったりした時は、一度俯瞰して自分の特徴をじっくり眺めてみましょう。
irootsの性格価値観診断は組織人事向けプロフェッショナル診断結果です。
よく見ると深いですよ。見直してみることをお勧めします。
まだ受けてない方は是非こちらから。
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―この記事を書いた人―
小笠原 寛iroots 事業責任者
編集:三浦 慶太郎
iroots インターン
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