「就活では何社エントリーすべきか?」人事が”真”の回答に迫る
※この記事は過去人気のあったメールマガジンから抜粋したものです。

「企業を選べない」のは無駄にエントリーしすぎているから
今回のテーマはこちら。
「多ければ則ち惑う(おおければすなわちまどう)」
結論、雑に言えば「無駄にエントリーしすぎんなよ!!!(失礼)」ということです。
上記は紀元前6世紀中国の哲学者老子が残した「老子」に書かれている一節です。
「何事も必要以上に多すぎると選択に戸惑うものですよ」という意味なのですが、これは今のあなたの明日の行動でも参考になると思います。
私はかれこれ10年以上、就活に携わってきました。
多くの学生の悩み事はいつの時代も一緒「企業を選べない」です。
企業を選べないからとりあえず、たくさんの企業をプレエントリーするという流れを多く見ます。
ここから就活生の苦しみが始まることは薄々みんな気づいているはずなのに。
- いちいち志望動機が思いつかない。
- とにもかくにも忙しすぎる。
- 面接多すぎて、交通費がバカにならない。
この問題点は企業を必要以上に受けすぎて発生している可能性があります。
こういった事を書くと、では何社くらいエントリーするのが適切ですか?という質問を受けます。

「何社エントリーすべきか?」そこには人の数だけ正解がある
結論、人それぞれなので正解はありません。
自分が最も力を出せる最適社数を決めちゃいましょう。
その為にはかかる時間の想定が必要です。
一社受ければOB訪問、説明会から内定まで平均で4-5回程度は企業訪問があります。
当然、毎回の振り返りと次回の対策をしっかりすることが良い結果を出そうとする上で必須です。
訪問の往復にかかる時間も加味しなければいけません。
片道1時間、企業一社受けるのに、5回企業訪問があったとして合計で30時間かかるわけです。
企業接触時間 1h×5回=5h
接触後の振り返り 1h×5回=5h
接触前の対策 2h×5回=10h
往復時間 2h×5回=10h
たった1社に30時間。10社受けたら300時間です。
1日8時間の行動量として10社受けきるのに37.5日(平日換算2ヶ月弱)かかってしまうのです。
途中で辞退したり、不通過になったりもするので実際はここまでにはなりませんが、それを加味しすぎてスケジュール組むことも適切とは思えません。
フルで予定を入れすぎず、余裕を持ってください。
途中で志望に変化があるかもしれません。振り返りが必要かもしれません。
時間に余裕を持たなければ、ご自身の気持ちの変化にさえ気づけないかもしれません。

「時間をどう使うか」であなたの人生は決まる
「学業」「インターン」「遊び」「就活以外の挑戦」やるべきことはたくさんあるはずです。
「時間」をどう使うかはあなたの人生を決めます。
そのために大切なのは意志です。
企業選択に意志を持つ必要は当然ありますが、企業受験数にもご自身の意志を持って行動しましょう。
私の就職活動はたった一社で終えてしまいました。
しかも受けたのは大学4年の10月。
後から思えば我ながらアホな就職活動だったとは思いますが取り返しのつかない後悔はしていません。
人それぞれです。
就活解禁をゲームとして3月1日の0時から用意ドンで楽しむのもよし。
ゆっくり睡眠をとってリズムを崩さず朝から動くのもよし。
解禁どこ吹く風とirootsのスカウトを待つことも当然よし。
肩の力をすっと抜いて自分らしく行動していただけることを切に願っています。
何か就活のことで相談したいことなどあればiroots登録後、送られてくるメールマガジンに返信いただければ、お時間取ります。
irootsの使い方でご質問ある時も気楽に質問してくださいね。
irootsの活用企業はマスではなくピンポイントで個別に話したい企業担当者が多いので、マインド的にもあなたらしさを出せる就活が継続できるはずです。
また、あなたらしい余裕を持った就活を行う上では、逆算思考が大切。そして、そんな逆算思考で就活の効率性を考えれば、自己分析は必須条件です。
いつ始めても早くないし、遅くない、自己分析。
「自己分析、どうやったら良いのか…」そんな方は、一度俯瞰して自分の特徴をじっくり眺めてみましょう。
irootsの性格価値観診断は組織人事向けプロフェッショナル診断結果です。
一度受けてみてください。よく見ると深いですよ。自分を知る良い機会になります。

まだ受けてない方は是非こちらから。
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陰ながら応援していますね。楽しんでください。
―この記事を書いた人―
小笠原 寛iroots 事業責任者
編集:三浦 慶太郎
iroots インターン

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