株式会社 エル・ティー・エスの戦略・強み・弱み・競合他社情報│企業研究記事
株式会社エル・ティー・エスを就職活動の観点から企業研究
企業の働き方改革やデジタルシフトによる企業変革を支援するほか、人と企業をつなげる「アサインナビ」という独自のプラットフォームにも注力しているコンサルティング業界のエル・ティー・エスに関して、戦略・強み・弱み・競合他社について就職活動の観点から企業研究しました。
下記4つのトピックに分けてご紹介します。
◆ TOPIC
エル・ティー・エスの年収・インターン・選考/採用情報はこちらの記事へ
国内コンサルティング市場を牽引するITコンサルタントとは?
コンサルティング業界は、アクセンチュアやデロイトトーマツのような総合系コンサルファームや、ベイン・アンド・カンパニー、ボストン・コンサルティング・グループといった戦略系が有名です。
ほかにも、総合研究所を母体としていたり、人事や事業再生に強みを持っていたりするコンサルファームなどがありますが、対象となるコンサルティング領域が大きく拡大している昨今、その垣根もなくなりつつあります。
そんなコンサルティング業界の中でも、IT専業のコンサルティングは近年もっとも需要の高まった領域と言えるでしょう。ITコンサルタントは企業の業務課題を発見し、解決を支援するシステムを設計し、場合によっては構築、運用指導、保守までも担当します。
IT専門調査会社 IDC Japanによると、2018年の「国内コンサルティングサービス市場」規模は前年と比較した場合、6.4%増の7,659億円になったとみられます。特にデジタルトランスフォーメーション(DX)の支援に関わる需要は非常に高い水準を維持しており、需要牽引型の高成長を継続しています。
また、国内コンサルティングサービス市場をサービス別にみると、2018年は、戦略、財務/経理、業務改善、組織/変革、GRC(ガバナンス、リスク、コンプライアンス)その他の5セグメントの全領域で、前年比6%を超える成長を遂げました。なかでも、業務改善(Operations)コンサルティングが8.9%と、最も高い成長率に。
以上のような状況を背景に、国内コンサルティングサービス市場全体では、2023年、9,969億円に達すると予測されています。
企業変革支援に強みのあるエル・ティー・エスは実行型コンサルティングに注力
「日本発、世界に通用するプロフェッショナル・サービス会社として、100年以上輝き続ける」というビジョンを掲げ、人と企業を変える「プロフェッショナルサービス事業」を展開する、エル・ティー・エス。
この事業では、企業の働き方改革やデジタルシフトによる企業変革を支援しています。具体的にはコンサルティング、デジタル活用サービス、BPM(ビジネスプロセスマネジメント)という3つのサービスを提供。
同社の強みは実行型コンサルティング。一般的なコンサル会社は、プロジェクト予算で仕事を受注していますが、同社の場合は、プロジェクト後もクライアント企業に残って、経営や業務の支援をし続けます。
そこで課題が見つかったときに、大規模なIT投資をするのか、RPA(ロボティクス)やAIを活用するのか、あるいはSS(シェアードサービス)やBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)を導入するのか、などを判断し、最適な解決策を提案するのです。
エル・ティー・エスのビジネスモデルは現場に深く入り込んでいるため、コンペもなく、新たなプロジェクトが同社主体で立ち上がります。そして、その案件ごとに外部のコンサル企業やテック企業と協業して、各プロジェクトを成功させてきました。
また、エル・ティー・エスの競合他社としては、 NTTデータ、日立ソリューションズが挙げられます。
企業や個人をマッチングするエル・ティー・エスのもう1つの柱
同社が支援する企業の多くは人材不足という課題を抱えていたため、事業の成長や企業の変革に必要な体制を作れないと悩んでいたと言います。
そこで、課題を抱えている企業と解決手段を持っている企業や個人をマッチングする、「アサインナビ」という独自のプラットフォームを構築しました。
これにより企業と企業、案件と人材、企業と人材のマッチングが可能に。現在IT・テクノロジー企業会員が約3,000社、フリーランス人材のプロフェッショナル会員が3,000名近く会員登録をしています。
大手クラウドソーシングサイトは登録数が数十万人という規模のものもありますが、同社のサイトでは数より質にこだわり、会員の質は非常に高くなっています。
そこで採用支援を行い、フリーランスの人を採用した場合は、企業から成約報酬をいただくという仕組みを作り上げました。
「プロフェッショナルサービス事業」「プラットフォーム事業」という2つの柱を強みに、人・事業・組織の成長を支援する企業として、日本発、そして日本初のグローバルでブランド力のあるプロフェッショナルサービス会社を目指す。エル・ティー・エスの挑戦はまだ続きます。
エル・ティー・エスの戦略・強み・弱み・競合他社のまとめ
コンサルティング業界のエル・ティー・エスは、企業変革支援に強みがあり、実行型コンサルティングに注力しています。競合としては、NTTデー
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
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