株式会社サイバーエージェントの戦略・強み・弱み・競合他社情報│企業研究記事

株式会社サイバーエージェントを就職活動の観点から企業研究
インターネット広告の先駆者であり、現在はインターネットテレビ局「Abema TV」に参入しているIT業界のサイバーエージェントに関して、戦略・強み・弱み・競合他社について就職活動の観点から企業研究しました。
下記4つのトピックに分けてご紹介します。
◆ TOPIC
サイバーエージェントの年収・インターン・選考/採用情報はこちらの記事へ

国内インターネット広告市場、2023年度には約2.8兆円まで拡大するとの予測
電通によると、2018年日本の総広告費は6兆5,300億円で、そのうちインターネット広告費は1兆7,589億円。全体の26.9%のシェアを占める規模にまで成長しました。
インターネット広告費は、「インターネット広告媒体費」(1兆4,480億円)、「インターネット広告制作費」(3,109億円)の2つからなっています。
出典: 2018年のインターネット広告媒体費は1兆4480億円に。モバイル+動画広告の伸びに注目 | ウェブ電通報
また、矢野経済研究所は、インターネット広告市場規模が年々拡大し続け、2020年度に2兆円を超え、2023年度には約2.8兆円まで拡大すると予測しています。
現在市場をけん引しているのはスマートフォン広告。2019年度には全体の約7割強を占めると見られました。
出典: インターネット広告市場に関する調査を実施(2019年) | ニュース・トピックス | 市場調査とマーケティングの矢野経済研究所

インターネット広告に強みのあるサイバーエージェントは新規事業に投資
サイバーエージェント創業以来の中核ビジネスは、インターネット広告事業。高い広告効果を実現する運用力やAI等を活用した高度なアドテクノロジーに強みがあり、国内インターネット広告市場シェアナンバーワンを誇ります。
スマートフォン普及にともなう成長が見込まれる動画広告の拡大を捉え、現在も高い成長率を継続しています。
また、2009年にスタートしたゲーム事業では、Cygamesをはじめとしたゲーム事業に特化した子会社13社がスマートフォン向けゲームを開発、運営。複数の主力タイトルを有する安定した事業となっています。
そんなサイバーエージェントは、インターネット事業、ゲーム事業による強固な基盤から得られる資本力を、新たな市場を開拓するための成長事業へ大胆に投資するビジネスモデルを構築しています。
サイバーエージェントの競合他社としては、 サイバー・コミュニケーションズ、 デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムが挙げられます。

メディア事業に積極投資中のサイバーエージェントの成長戦略とは?
サイバーエージェントは、「21世紀を代表する会社を創る」をビジョンに掲げ、創業以来インターネット産業に軸足をおいた事業を展開。
同社を取り巻く環境の変化にフレキシブルに、且つ迅速に対応し、新事業への投資を積極的に行うことで継続的な事業拡大を実現しています。
数ある新規事業の中でも注目されたのが、2016年4月に参入したインターネットテレビ局「AbemaTV」。
現在、同社としては、このテレビ局を新たなマスメディアにするための投資期となっていますが、既存事業のインターネット広告事業とゲーム事業が好調なため、メディア事業に十分に投資できる体力もあり、いずれは中長期の柱になっていくでしょう。
地上波に比べ、インターネットテレビは視聴者の膨大な動画視聴データを得られる強みがあり、その点でAbema TVには先行者利益があると見られており、今後の動向が注目されています。

サイバーエージェントの戦略・強み・弱み・競合他社のまとめ
IT業界のサイバーエージェントは、インターネット広告に強みがあり、新規事業に投資しています。競合としては、サイバー・コミュニケーショ

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