損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険株式会社の戦略・強み・弱み・競合他社情報│企業研究記事

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険株式会社を就職活動の観点から企業研究
商品・サービスを通じてお客さまが健康になることを応援する「健康応援企業」を目指し、『リンククロス じぶんと家族のお守り』をはじめとした、お客さま視点の先進的な商品や、SOMPOグループの強固かつ多様な販売ネットワークが強みなことで有名な生命保険業界の損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険に関して、戦略・強み・弱み・競合他社について就職活動の観点から企業研究しました。
下記4つのトピックに分けてご紹介します。
◆ TOPIC
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険株式会社の年収・インターン・選考/採用情報はこちらの記事へ

インシュアテック市場規模は690億円。2021年には1,790億円規模へ
生命保険業界で最近、耳にするInsurTech(インシュアテック)という言葉。これは、Insurance(保険)とTechnology(テクノロジ)を組み合わせた造語です。従来の生命保険会社では提供できなかった新たな保険商品の開発、業務の効率化・高度化などにIT技術を活用して提供する、生命保険関連サービスを意味しています。
矢野経済研究所の調査によると、2018年度の生命保険領域における国内インシュアテック市場は690億円の見込み(参入事業者売上高ベース)。中でも、AI(人工知能)などを活用した業務の効率化・高度化ソリューションが牽引役となっています。
今までなかった生命保険会社による健康増進型保険(保険加入者の健康状態に向けた取組み度合いに応じて、保険料が変動する保険商品)や、疾病管理プログラム(啓蒙活動から、異常の際の医療アクセスの提供、給付金支払いまで一貫サポートする取組み)の開発に向けたデータ収集などが進んでいます。
■国内におけるインシュアテック市場規模推移と予測
出典: 矢野経済研究所
国内インシュアテック市場では、保険の支払い業務や引受査定などの効率化・高度化を目的にAIやRPA(Robotic Process Automation)の導入が進むなど、ITを活用したさまざまな取組みが急速に進んでおり、今後も市場は拡大していくものとみられ、2021年度には1,790億円に達すると予測されています。

独自の「インシュアヘルス」で、かつてない保険商品を提供する生保
インシュアテックの活用に沸く生命保険業界の中でも、今回は保険業界をとりまく環境変化にも臨機応変に対応し、独自のサービス・商品の提供に取り組んでいる、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命について解説していきます。
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の販売ルートのうち、92%を占めるのは全国14,000店の保険代理店です。保険ショップや損保代理店、税理士、金融機関など、その業種は様々。SOMPOグループの連携を最大限活用した、強固かつ多様な販売ネットワークにより、確固たる販売基盤を有していることが強みです。
■損保ジャパン日本興亜ひまわり生命は代理店営業が基本
出典: 損保ジャパン日本興亜ひまわり生命新卒サイト
そんな損保ジャパン日本興亜ひまわり生命は、お客さまが健康になることを応援する「健康応援企業」への変革を掲げており、保険(Insurance)に、健康(Healthcare)を応援する機能を組み合わせた、従来にない新たな価値「保険+健康(Insurhealthインシュアヘルス)」を目指しています。
そのような中で、2018年4月に発売した収入保障保険「リンククロス じぶんと家族のお守り」は、インシュアヘルスを具現化した第一弾商品。
申込件数が発売から269日で10万件を突破するという大ヒットとなり、「オリコン顧客満足度調査」、雑誌「MONOQLO the MONEY (モノクロ・ザ・マネー)」、雑誌「日経トレンディ」の保険ランキング収入保障保険部門において、それぞれ1位の座を獲得しています。
このように、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の最大の強みは、健康応援企業としてのコンセプトを次々と商品・サービスに落とし、生命保険業界における、新しいスタンダードを創り出すことができるということでしょう。

次なる成長戦略。イスラエルスタートアップと AIに挑む
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命が属するSOMPOホールディングスは、2017年11 月、日本の保険会社として初めてイスラエルのテルアビブに、東京、米国シリコンバレーに続く第三のデジタル戦略拠点を開設。翌年、「SOMPO Digital Lab Tel Aviv」として法人を設立しました。
ここでは、インシュアヘルスのさらなる進化を目指していきます。イスラエルスタートアップであるビナー社とともに、同社が有するデータ形式にとらわれない信号処理・機械学習および独自のアルゴリズムを活用して、お客様の健康状態(ストレスなど)を アドバイスできる仕組みの構築に取り組んでいるとのこと。
イスラエル最先端のデジタル技術を積極的に活用することで、今後も他社にはないオリジナル性に突出したサービスの提供に努めようとする、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の動向に期待と注目が集まっています。

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の戦略・強み・弱み・競合他社のまとめ
生命保険業界の損保ジャパン日本興亜ひまわり生命は、商品・サービスを通じてお客さまが健康になることを応援する「健康応援企業」を目指

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