東急リバブル株式会社の戦略・強み・弱み・競合他社情報│企業研究記事
東急リバブル株式会社を就職活動の観点から企業研究
1972年、東急不動産の売買仲介部門を母体に、大手不動産会社で初めて不動産流通業に特化した会社として誕生。首都圏・関西圏を中心に直営店舗を展開し、売買仲介業のステージの拡大に貢献してきました。次々と事業を拡大し、総合不動産流通企業として成長、業界のリーディングカンパニーとして不動産流通業の発展と活性化に取り組んでいることで有名な不動産仲介業界の東急リバブル株式会社に関して、戦略・強み・弱み・競合他社について就職活動の観点から企業研究しました。
下記4つのトピックに分けてご紹介します。
◆ TOPIC
東急リバブルの年収・インターン・選考/採用情報はこちらの記事へ
国内不動産業界の市場は43兆円規模。区分所有のマンションが牽引し堅調に推移
山田コンサルティンググループによると、不動産業界の主要プレイヤーである10社の合計売上高は42兆9824億円(決算期がそれぞれ若干異なるものの、2017年3月期の情報ががほとんどです)。この結果より、国内不動産仲介業界の市場は43兆円規模と言えます。
■不動産事業者の業績推移
出典: 山田コンサルティンググループ
2008年のリーマンショック以降、地価公示はマイナス基調にあったものの、その後は、東日本大震災の年以外は微増傾向を維持。2012年以降は、日本銀行の低金利政策を受けたインフレに対する期待感や、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた東京都心の再開発など、不動産市況の回復を後押しする環境に恵まれています。
2014年以降は外国人観光客の増加による店舗、ホテルなどの需要増などにも支えられました。2015年になると三大都市圏は全て前年比でプラスに転じ、地方圏でも下落率の縮小傾向がみられています。さらに2016年には全国平均でも8年ぶりのプラスに。
不動産業界全体の市場規模は42兆を突破し、経常利益率も堅調。不動産取引件数でも、区分所有のマンションの取引件数の伸びを主要因として増加傾向にあります。
斬新なサービスの創造と提案力で、不動産流通業界をリード
今回は、不動産仲介業界の中でも、東急不動産ホールディングスの中核企業であり、且つ業界のリーディングカンパニーである、東急リバブルを紹介していきます。
同社は不動産の「売買仲介」だけでなく、事業用不動産および不動産投資に関わる売買仲介や様々な問題解決を行う「不動産ソリューション」や、賃貸物件の仲介を行う「賃貸仲介」、新築住宅の受託販売を行う「新築販売受託」、自社開発マンションやリノベーションマンションの用地取得から分譲までを行う「不動産販売」という5事業を柱にビジネスを展開しています。
■東急リバブルの事業領域
出典: 東急リバブル新卒サイト
そんな東急リバブルの強みは、創業以来、業界に先駆けた画期的なサービスや仕組みを生み出してきた提案力や先進性にあります。
売主・買主双方の安心をつくる「リバブルあんしん仲介保証」をはじめ、売りたい空き家マンションをリフォームして、更に家具までコーディネートする「アクティブ売却パッケージ」、売主の心配や手間を解消し、マンションの売却を総合的にサポートする「マンション売却プレミアムサポート」など、お客様が安心して不動産の取り引きができるようにという視点で生み出されたものばかり。
東急リバブルは、長年培った豊富なノウハウと実績、多様なサービスといった総合力を強みに、さらにサービスを拡充しながら新しい不動産市場を切り拓いています。
3つの業界No.1とグループ連携による新しい価値の創造
東急リバブルのビジネスは、同社の多彩な機能を用いて価値を高めたりプロジェクトをアレンジしたりすることで情報を最大限に活かし、お客様の満足度も最大化していこうとするもの。そうした、「不動産情報マルチバリュークリエーター」になることが目標であり、将来あるべき新しい不動産流通業の形だと考えています。
さらに、同社では現在3つの業界No.1の実現に向けた取り組みを行っています。まず、最優先に位置づけているのが「お客様評価No.1」。不動産流通業は信頼産業であるため、お客様から安心して取引を任せてもらい満足してもらうことが最も大切だからです。
そして、同社の各事業を質的にも量的にも強くしていく「事業競争力No.1」。加えて、社員が意欲的に仕事に取り組むことができる「働きがいNo.1」。社員が仕事にやりがいと満足感を持つことが、より良いサービスのベースとなると考えているのです。
また、東急リバブルは、東急不動産、東急コミュニティーと経営統合し、「東急不動産ホールディングス」を設立しました。この総合不動産グループとして幅広い事業領域と経営資源を最大限に活用してグループ連携によるバリューチェーンの強化を図り、新しい価値を創造し続けることも同社の目指す姿と言えるでしょう。
■東急不動産ホールディングスのバリューチェーン
出典: 東急リバブル新卒サイト
東急リバブルの戦略・強み・弱み・競合他社のまとめ
不動産仲介業界の東急リバブル株式会社は、1972年、東急不動産の売買仲介部門を母体に、大手不動産会社で初めて不動産流通業に特化した会社
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
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