株式会社フルスピードの戦略・強み・弱み・競合他社情報│企業研究記事
株式会社フルスピードを就職活動の観点から企業研究
独自のアド・テクノロジーを基盤に、優れたインターネットマーケティングの開発と高い顧客満足度を提供する「技術系インターネット広告代理店」。成功報酬型のSEO対策サービスの実績や、高度なIT技術を有し、技術力・企画力・営業力が三位一体となった独自性と付加価値の高いサービスを提供できる強みで有名な、広告業界の株式会社フルスピードに関して、戦略・強み・弱み・競合他社について就職活動の観点から企業研究しました。
下記4つのトピックに分けてご紹介します。
◆ TOPIC
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年率8.1%のプラス成長。2023年のインターネット広告市場は1兆9,886億円に
みずほ銀行の調査によると、2017年のインターネット広告市場(媒体費のみ)は1兆2,206億円で前年比17.6%増となり、引き続き二桁成長を記録。デバイス別ではスマートフォン広告が8,317億円(同28.4%増)で、PC広告3,890億円(同0.3%減)のシェアも取り込みながら拡大しています。
クリエイティブ別では動画広告が1,155億円(同32.9%増)と飛躍的な拡大が続いたほか、 ディスプレイ広告でもデータ活用による広告配信を重視するメディアや広告主が増加したことから、アドテクノロジーを活用した運用型広告配信の浸透が進みました。
また、インターネット広告費の内訳を見ると、運用型広告が9,400億円で前年比27.3%増、枠売り広告等その他広告が2,806億円(同 6.3%減)と、枠売り広告から運用型広告へのシフトが加速していることがわかります。
2018年、2019年のインターネット広告市場は、各々1兆3,478億円(同10.4%増)、1兆4,812 億円(同9.9%増)と引き続き高成長が予測されています。さらに2023 年には、1兆9,886億円(年率8.1%増)のプラス成長が見込まれています。
■国内インターネット広告市場の推移
出典: みずほ銀行
独自性の高いインターネットマーケティング支援サービスを提供する広告代理店
今回は、インターネット専業広告代理店の中でも特に技術力に強みを持っていることから、「技術系インターネット広告代理店」を標榜するフルスピードを紹介していきます。
同社は親会社であるフリービット株式会社、子会社7社及び関連会社3社により構成されるグループの一員で、「アド・テクノロジーを基盤に、インターネットマーケティングを必要とするあらゆる国内外企業を総合的に支援する」ことを事業方針と しています。
事業の主力は2つあり、その1つが「インターネットマーケティング事業」で、ソーシャルメディアマーケティングをはじめ、コンテンツマーケティング、動画広告、アフィリエイト広告、リスティング広告を中心とした各種サービスを提供しているほか、自社開発のアド・テクノロジーを駆使したサービスの開発・提供にも取り組む「アド・テクノロジー事業」があります。
特にサービスの軸であるSEOに関しては、インターネット黎明期からサービス提供を行っており、現在では当たり前となった成功報酬型のSEO対策サービスにおける実績が強み。
加えて、技術系企業を母体に発展してきたことから、高度かつ豊富なノウハウにもとづくIT技術を有しており、技術力・企画力・営業力が三位一体となった独自性と付加価値の高いサービスが提供できることも強みの1つです。
また、近年は成長領域である「ヘルスケア」や「訪日インバウンド」への展開にも積極的に取り組んでいます。
■フルスピードの事業領域
出典: フルスピード
「AdTechnology x Marketing x Asia」で、2020年連結売上高250億円達成へと挑む
フルスピードは2001年の創業以来、SEOビジネスを基軸にインターネットマーケティングの各種サービスの提供に取り組んできました。
2007年東証マザーズ上場、2018年東証二部への市場変更を果たし、持続的な成長と発展を遂げています。2010年からはフリービットグループに加わり、新たなステージへの成長と、その実現に向けて再出発を図っています。
そんなフルスピードの今後の成長戦略を見てみましょう。
顧客ニーズに適したテクノロジー商材を継続的に開発し、 成長領域(ヘルスケア・訪日など)への集中的な展開を軸に高品質なコンサルティングサービスの提供を行う、これが同社の目指す姿です。
具体的には、テクノロジー基盤の強化として、動画、AI、Bot、VRに関連した最先端の広告技術への対応に注力するほか、成長領域特化型のサービス展開として、訪日インバウンド市場のターゲットを中国地域からアジア地域へと拡大していくことや、ヘルスケア市場には、メディア/アプリ/ウェアラブル端末との連携によるビッグデータに裏付けられる高品質マーケティングを推進。
さらに、自社商材/他社商材問わず、顧客の求める成果を追求した コンサルティング力および体制の強化を行っていきます。
以上の戦略を「AdTechnology x Marketing x Asia」と題し、フルスピードグループとして、2020年4月期業績、連結売上高250億円、連結営業利益20億円の規模を有する企業になることを目指していきます。
更なる事業拡大が期待される企業の1つであるフルスピードの今後の展開と成長が楽しみですね。同社の動向に引き続き注目が集まっていくことでしょう。
フルスピードの戦略・強み・弱み・競合他社のまとめ
広告業界の株式会社フルスピードは、独自のアド・テクノロジーを基盤に、優れたインターネットマーケティングの開発と高い顧客満足度を提
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
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