明日の〆切に間に合うESの書き方~自己PR編~

はじめに
そんなあなたに、【明日の〆切に間に合うESの書き方】をお送りします。
※あくまで緊急用の書き方です。

ESでよく訊かれる質問事項
(2)学生時代に頑張ったこと
(3)志望動機
今回はそのうち(1)の自己PRの書き方を解説します。
※自己PRは自分の長所とも言えるので、長所を聞かれた場合もこの書き方を参考にしてみて下さいね。

自己PRを因数分解する
いきなり自己PRと言われても、何をどう考えていいやら...というシーンも多いかと思います。
まずはなにを書けば、自己PR出来たことになるか、を分解してみましょう。
自己PRで最低限書きたい内容は以下の3つです。
1.自分の強み、得意なこと、長所
2.その強みが発揮された大学時代のエピソード
3.いつその強みが身についたか
それでは、これに沿って自己PRの内容を考えてみましょう。
1.自分の強み、得意なこと、長所
始めに、自分の強みとして何をアピールするか決めましょう。
しかし、これが思いつかない・わからない方、多いのではないでしょうか?
結論だけ言うと、自分の強みは自分で考えてもなかなか見つけられません。
締切りが明日に迫った今、今すぐ自分の長所を知るために思い切って周囲の人に聞いてみましょう。学校の友人、先生、親、だれでもOKです。適正検査の結果などをもとにしてもいいでしょう。
適性検査で自分の強みを知りたい方は こちら
2.その強みが発揮された大学時代のエピソード
次に、1で考えた強みが発揮された大学時代のエピソードを思い出してみましょう。何も出てこないという方は、学生時代のエピソードを列挙してみて、それに合う強みを選んでも良いかもしれません。
中にはアピールしたい強みが数多くある方もいるかもしれません。しかしあまり詰め込みすぎると本当にアピールしたい部分が霞んでしまいます。
原則、「1つの強みに対して、1つのエピソード」として、自己PRを書いていきましょう。
3.いつその強みが身についたか
最後に、いつその強みが身についたかを書きましょう。
なかなか思い浮かばない、という方は「その強みが発揮された一番古い記憶は何か?」を考えてみてください。
いかがでしょうか?
・学校の友人、先生、親に、自分の強みを訊く
・その強みが発揮された、大学時代のエピソードを思い出す
・その強みが発揮された、一番古い記憶を思い出す
最後に、ここまでを一通りつなげ、まとめると自己PRの完成です。

早速自己PRを書いてみました(実例)
1.自分の強み、得意なこと、長所
Irootsで実施している「性格・価値観テスト」を受験した結果
・チームワークを大事にしながら目標に向かって努力できる
・一度はじめるとあきらめずこつこつと努力できる
とあったのでどちらか片方をアピールするような自己PRを書こうと思います。
2.その強みが発揮された大学時代のエピソード
大学時代のエピソードとして
・他大学の修士課程への進学
・子供向け実験教室の運営
・ロボットの製作
の3つが出てきました。
1で挙げた強みのどれがマッチするか考えてみます。そこで「一度はじめるとあきらめずこつこつと努力できる」と「他大学の大学院への進学」を合わせて書いていくことにします。
3.いつその強みが身についたか
なかなか思いつかなかったので、「それができた一番古い記憶は何か」と考えてみました。そのとき、小学生の頃始めた塾の宿題を一日3枚絶対行う、と決めそれを高校まで続けていたことを思い出しました。
それでは上の3つから自己PRを組み立ててみます。
ESの文字数は200~400字が多いので、今回は間を取って300字で書いていきます。
私の強みは一度はじめるとあきらめずこつこつと努力できるところです。その強みが発揮されたエピソードとして他大学の修士課程への進学を挙げます。私はより充実した環境で研究を行いたいと考え、他大学院への進学を目指しました。入学試験合格を目指すにあたり、入試日の半年前から一日7時間毎日勉強しました。その結果無事希望の大学院に合格することができました。なぜこのような強みを持っているのかというと、小学生の頃から塾の宿題を毎日3枚絶対行う、と決めそれを高校まで続けていたためではないかと考えています。その習慣が今では私の強みとなり、この能力は貴社で業務を行う上でも生かせると考えています。(288字)

(参考)自分の強みと企業の欲しい人物像が一致しない...
しかし、自己PRは企業のほしい人物像にあわせる必要はないので大丈夫です。
なぜなら私たち学生が自己PRをし、企業にあっているかどうか判断するのは面談する人事の役割だからです。偽った自己PRをしても、人事の方に見破られてしまいます。また、仮に採用された場合も、求められるのは本当の私たちではなくなってしまいます。
極端な例になりますが、あなたは就職してから最大約40年間、自己PRに書いた振る舞いができそうですか?

最後に

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