日産自動車の企業研究
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2018年12月03日更新
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日産自動車の企業研究

NISSAN MOTOR CO.,LTD.

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はじめに

今回ご紹介するのは、数々の名車を生み出してきた大手自動車会社、日産自動車

この記事を読んでいる方の中には、日産自動車への就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。
面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか?」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

(1)会社概要 (2)「企業」を知る (3)「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。

会社概要(平成28年11月8日現在)

商号日産自動車株式会社
(NISSAN MOTOR CO.,LTD.)
発足1933年(昭和8年)12月26日
代表者社長兼最高経営責任者(CEO)Carlos Ghosn(カルロス ゴーン)
従業員数連結/152,421名、単独/22,471名(平成28年3月末現在)
本社神奈川県横浜市西区高島一丁目1番1号
売上高連結12,189,519百万円(平成28年3月期)
一人当たり売上高約79.9百万円(平成28年3月期)
営業利益連結793,278百万円(平成28年3月期)
初任給修士了/237,000円、大学卒/215,000円、高専卒/184,800円(平成28年度実績)
平均年収776円(平成27年3月31日現在)
URLhttp://www.nissan.co.jp/index.html

「企業」を知る。志望理由でライバルとの差を付けよう!

ここでは、日産自動車の経営理念や同じ自動車業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて「数ある自動車業界の中で、なぜ日産自動車なのか?」という質問への対策を考えましょう。

日産自動車について深く知るために、まずは日産自動車のビジョンとミッションを確認しましょう。そこから日産自動車が求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

日産自動車のビジョンとミッションは以下の通り。
『ビジョン/「日産:人々の生活を豊かに」
ミッション/「私たち日産は、独自性に溢れ、革新的なクルマやサービスを創造し、その目に見える優れた価値を、全てのステークホルダーに提供します。それらはルノーとの提携のもとに行っていきます。」』

出典: 日産自動車「会社情報」

ここから分かるポイントは、「クルマやサービスを通じて、全てのお客様に価値を提供したい」「日産にしかできないオリジナリティを追求したい」という想い。
日産自動車は、クルマという今や日常生活に欠かせないものに携わる責任と自覚を持ち、時代の先駆者としてこの世の中に新しい価値やサービスを常に提供し続ける使命感を抱いている人材を求めています。

ですから、ビジョン・ミッションに共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の3点です。
・自分で使命感を持って成し遂げたことは何か
・自分の独自性を発揮したことは何か
・新たな価値を生み出した経験は何か



次に、自動車業界の中で日産自動車と競合会社とを比較してみましょう。
今回は、業界首位のトヨタ自動車と比較していきます。

はじめに両社の事業内容を見ていきましょう。
日産自動車は平成25年に創立80周年を迎え、現在では日本を含み世界20の国と地域に拠点を構え、160以上の国と地域で展開しています。近年では自動車メーカーとして「ゼロ・エミッション」の実現に向け、二酸化炭素ゼロ、排出ガスゼロの電気自動車など、環境負荷の少ない車の開発に注力しています。強みは創業以来の優れた開発力・技術力であり、これまで数々の名車を創出。「INFINITI」に至っては米国・カナダ・ロシア・中東・韓国などで高級車ブランドとして定着しており、フランスのルノーやドイツのダイムラーAG等、大手自動車会社との提携により規模拡大を図っています。

対してトヨタ自動車は、日本に加え世界28の国と地域で展開する業界首位の自動車会社。日産自動車と同様、二酸化炭素や排出ガス問題に積極的に取り組んでおり、近年では「プリウス」等のエコカーの他、電気自動車の量産に向けた体制も整えています。また生産方法では「トヨタ生産方式」を採用するなど、ムダの徹底的排除と造り方の合理性を追求した先進的な生産システムで収益性の向上を図っています。

さらに、両社の平成28年3月期の財務状況を見ていきましょう。 日産自動車の売上高は連結12,189,519百万円(前年比7.2%増)、営業利益は連結793,278百万円(前年比34.6%増)となっており、2期連続で増収増益を記録。グローバル販売台数(小売り)は日本国内では減少傾向にあるものの、北米では平成25年から年を追うごとに増加しています。
対するトヨタ自動車の売上高は連結28,403,118百万円(前年比4.3%増)、営業利益は連結2,853,971百万円(前年比3.8%増)となっており、平成24年から年を追うごとに増収増益を記録しています。海外での販売台数は減少したものの、国内ではレクサスブランド及びダイハツ日野ブランドが増加しています。
平成25~26年の自動車業界売上高&シェアランキングでは、1位がトヨタ自動車、2位が日産自動車となっており、売上高には15兆円以上の差がついています。


最後に、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
平成25~26年、国内10社を対象とする自動車業界の売上高合計は60兆3,720億円となっており、日本国内では増税やそれに伴う国内消費の腰折れにより、依然として先行きが不透明な状況が続くと予想されています。
一方、北米市場の好調に見る世界市場は長期的に見れば拡大傾向にあり、今後もインドやロシア、アジア諸国での成長が見込まれています。
日産自動車に至っては、海外での販売台数は伸びているものの採算が悪化しており、今後、円高の影響による減収の回復が課題となっています。

また、日産自動車の競合他社としては、トヨタ自動車本田技研工業三菱自動車工業ダイハツ工業スズキ日野自動車 が挙げられます。

「採用情報」を知る。過去の選考をチェックしよう!

ここまで日産自動車株式会社についての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう

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・自動車業界の現状、動向、ランキングなど‐業界動向サーチ,http://gyokai-search.com/3-car.htm,2016年11月8日DL.
・内定者のES「日産自動車」エントリーシートと志望動機,http://career.keipro.net/japan/nissan/,2016年11月8日DL.
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