【企業研究】ナイキジャパンの会社概要・競合他社・選考情報まとめ

今回ご紹介するのは、「ナイキエアマックス」「エアジョーダン」をはじめとしたスポーツ関連用品を扱うグローバルリーダーで有名なナイキジャパン。

この記事を読んでいる方の中には、ナイキジャパンへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、ナイキジャパンの経営理念や同じスポーツ用品卸売販売業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数あるスポーツ用品卸売販売会社の中で、なぜナイキジャパンなのか？」という質問への対策を考えましょう。


ナイキジャパンについて深く知るために、まずはナイキジャパンの経営理念を確認しましょう。そこからナイキジャパンが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

ナイキジャパンの企業理念は、以下の通り。
『世界中のすべてのアスリートにイノベーションとインスピレーションを』
（出典： NIKE GRADUATE RECRUITMENT 2017 | Nike ）

ここから分かるポイントは、「挑戦」「革新的」「社会貢献」の3点。
ナイキジャパンの社員として、アスリートの才能をさらに高めるために、先進的な発想で品質の高い製品を提供するよう最善を尽すこと。
また、世界中の人々に「スポーツの楽しさ」や「スポーツに挑戦するきっかけづくり」を提供することで、スポーツに対する人々の感性を高め、スポーツとともに生きがいのある人生を提案していく。
その結果、ユーザーからのさらなる支持を得て会社の目標達成に貢献する。
会社の発展が、世界中の人々の幸せを実現する社会の創造に寄与する。
ナイキジャパンは、このような志を持った人物を求めています。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の4点です。

• チームとして、どのような目標をどのようにたてたか
• 目標達成のために個人としてどのような役割を果たしたか
• 目標達成の過程で経験した失敗や挫折から学んだこと
• 以上の体験で得たことを、仕事の上でどのように活かしたいか

次に、スポーツ用品卸売販売業界におけるナイキジャパンと競合会社と比較してみましょう。
ナイキジャパンの競合といえば、アディダスジャパンが挙げられます。
今回は、ナイキジャパンとアディダスジャパンを比較してみましょう。

ナイキジャパンは、米国オレゴン州に本社を置くスポーツ関連商品を扱うグローバル企業ナイキ・インクの日本法人。新卒採用を実施するマーケティング部門では、広告、デジタル、店頭、スポーツマーケティングなどの分野において、全世界的なものから各国に根ざしたマーケティングキャンペーンを行っています。
ナイキのビジネスモデルはマイケル・ジョーダンや、タイガー・ウッズといった一流スポーツ選手のスター性を広告の前面に出すことによる世界観の演出で、イメージ戦略が投資の大部分を占めており、マーケティング部門は数ある部門の中でも重要な位置にあると言えるでしょう。
また、各人のマーケティング力を養う上で大切なのが「実際にその製品を使ってみること」ですが、同社ではナイキ製品を身につけて仕事をしたり、昼休みにランニングしたり、通勤に自転車を使ったりと、仕事の中に「ナイキ」と「スポーツ」を上手に取り込めるような社風があり、ナイキやスポーツが好きな人にとっては大変魅力的な職場環境となっています。また、グローバルでの仕事環境や英語を使って仕事をしたい人にとってもおすすめの企業です。

対するアディダスジャパンは、ドイツ・バイエルン州に本社があるスポーツ用品メーカーアディダスの日本法人。新卒採用では、国内アディダス直営店における販売や運営業務、マネジメント全般を担う人物を求めています。
同社では、販売の現場を知ることを重要視。店舗を訪れるお客様と実際に向き合うことは、仕事の原点であり、商品企画やマーケティング、管理、人事など、将来的なキャリアプランを見据えた上で大切な事と考えられています。
さらに、その採用戦略には、平成32年東京オリンピック・パラリンピックを視野に入れた出店加速を実現し、競合ナイキを追撃する、ということも含まれているようです。
アディダスグループのハーバート・ハイナー最高経営責任者が発表した経営戦略によると「東京を主要都市として位置付け、大きな投資を行う」とのこと。原宿にオープンした旗艦店「アディダスオリジナルスフラッグショップストアトウキョウ」をはじめ、今後もさらなる出店が予定されており、店舗販売や商品ラインナップなどの戦略立案に携わる機会に恵まれそうです。

また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
矢野経済研究所によると、平成28年のスポーツ用品国内市場は、今まで出荷規模トップの座にあったゴルフ用品を、近年のスニーカーブームやランニングブームに沸くスポーツシューズが逆転するとのこと。
スポーツシューズ国内市場は、前年比105.1％で2,646億円と予測されており、スポーツ用品国内市場18分野の中では最大の出荷額に。スポーツ用品国内市場全体では、前年比102.3％の1兆4,286億6,000万円の予測となっています。
当年は、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック開催による波及効果が期待されていることに加え、平成32年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を前に、各種スポーツへの関心の高まりがあることから、同市場は今後も安定した成長が見込まれています。

また、ナイキジャパンの競合他社としては、ミズノ、アシックスが挙げられます。

ここまでナイキジャパンについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。