建築・設備・道路業界の概要・職種・魅力・動向 | 業界研究記事
建築・設備・道路業界を研究
「2015年ダイヤモンド就職人気企業ランキング」では目立ったところに入っていないものの、「勤続年数ランキング」では8位と、安定志向の人に人気の職種となっています。また、「労働者数」と「業界規模」が20位以内にランキングしていることからも、その規模は大きなものといえます。
この記事では、以下の3つの角度から建築・設備・道路業界への理解を深めていきます。
(1)業界概要
(2)業界の魅力
(3)業界動向
【建築・設備・道路業界】業界の概要
【事業内容】
世の中すべてにある建造物が対象となり、無から生産していく建築業。
そして電気や空調、上下水道といった建築物に付随する設備業と、その受注先は個人や企業だけではありません。老朽化したトンネルや橋、道路の補強、防災対策の公共工事などもあり、国や地方団体なども顧客となっています。
規模や用途、工事方法など...何を作るかで異なるため、注文を受けてからその生産計画を立てる受注生産方式を採用。建築会社によって得意となる分野がそれぞれ異なり、道路塗装を得意とする会社もあれば、高層ビル、空調設備を得意とする会社もあり...会社によってできる仕事はさまざまです。そのほとんどが中小工務店であり、土木と建築の両方を手掛け、工事計画や施工管理までおこなえる総合建築業(ゼネコン)は1割ほどしか存在しません。
【他業界との比較】
建築・設備・道路業界の一番に優れている点は、平均勤続年数が長い事です。
その平均勤続年数は17年ほどと、働きやすい環境であること、安定した雇用を維持できている...といった表れともいえます。
また、その平均年収は600万円台、労働者数も10万人を超えるほどのものとなっていることからも、地道ながらも人気のある職種と言えるでしょう。
ただ、伸び率は低く、ヒット商品やブームが売りとなるモバイルやインターネットなどの業種とは大きく差がついています。経済環境の変化や参入企業の増加の影響、そして長期的に拡大していく業種であるだけに、伸び率はどうしても低めとなってしまうようです。
業界規模ではモバイルやインターネットよりもはるかに大きな業種となっているのですが、派手な動きはまったくありません。
【業界特有の職種】
・建築土木企画・設計
・調査・測量・製図・積算
・施工管理
【主な企業】
大林組 大成建設 鹿島建設 清水建設 大東建託など
【建築・設備・道路業界】業界の魅力
(1)達成感がある
専門性の高いスキルが必要であり、同じような建築構造であっても、その土地の地盤や気候に合わせた計画が必要となります。図面として紙の上に作った建築物が、長い年月にわたってそこに存在するようになる...その達成感はかなりのものといえます。
(2)企業の最新技術に触れられる
大規模なプロジェクトに参加することも多く、関係する企業の最新技術をいち早く知ることができます。
(3)たくさんの人に使ってもらえる
手がけるものが、個人だけというよりも不特定多数の大勢の人に利用されることが多いので、世の中の暮らしを豊かにしていると感じることができます。また、多くに人に感謝される、喜んでもらえるのは次への活力になります。
【建築・設備・道路業界】業界の動向
建築・設備・道路業界の業界規模は、横ばい状態が続き一時期は減少していましたが、平成23年頃から増加傾向に。平成25年から26年における売上
・業界MAP/就職準備/就職活動の日経就職ナビ2016<就活支援+就職情報,2014年11月16日DL.
・ダイヤモンド就活ナビ2015:ダイヤモンド就職人気企業ランキング,2014年11月16日DL.
・業界ランキング-様々な業種のランキングを掲載-業界動向サーチ,2014年11月16日DL.
・リクナビ2015 株式会社巴山組,2014年12月2日DL.
・ダイヤモンド就活ナビ2015:ダイヤモンド就職人気企業ランキング,2014年11月16日DL.
・業界ランキング-様々な業種のランキングを掲載-業界動向サーチ,2014年11月16日DL.
・リクナビ2015 株式会社巴山組,2014年12月2日DL.
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