シナジーマーケティング株式会社(CRM)の戦略・強み・弱み・競合他社情報│企業研究記事

シナジーマーケティング株式会社を就職活動の観点から企業研究
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◆ TOPIC
- Yahoo! Japan参加で成長産業であるCRMサービスを手掛ける
- CRMベンダーとして実装・運用・コンサルティングまで提供
- 「価値観マーケティング」で新しい成果を生み出す

Yahoo! Japan参加で成長産業であるCRMサービスを手掛ける
同社がメインで手掛けるCRMとはCustomer Relationship Management (カスタマー リレーションシップ マネジメント)の略。同社のナレッジを紹介するページでは以下のように説明されています。
“商品やサービスを提供する会社が、顧客との間に親密な信頼関係を作り、購入してくれた顧客をリピーターに、リピーターからファンになるような活動を行い、顧客と会社の相互利益を向上させることを目指す総合的な経営手法である。”
(出典: CRM | マーケティング用語集 | シナジーマーケティング株式会社 SynergyMarketing)
市場全体の状況でいうと、国内のCRM市場は2016年以降2021年まで、年間平均5.0%の成長が見込まれており、2021年には市場規模が1,195億3,000万円まで達するとみられています。これまではシナジーマーケティングが手掛けるマーケティング領域やセールス領域のアプリケーションがメインだったようですが、今後の市場ではAIの活用など新しい動きも求められそうです。

CRMベンダーとして実装・運用・コンサルティングまで提供
(1)「Synegy!」:総合顧客管理(CRM)システム
CRM活動の基盤となる顧客データベースで、店頭、Web、メール、アプリ、SNSなど企業のあらゆる活動で得た顧客情報を一元管理します。それをベースにメール配信、広告、問い合わせフォーム、アンケート、外部データベースとの連携など、顧客とのコミュニケーションの質を向上させ、企業の持つ課題を解決・改善していきます。
《導入事例》:株式会社ナムコ
「ナムコランド」や「ナムコ・ナンジャタウン」などのアミューズメント施設を運営する同社。Webサイト構築にSynegy!の機能を利用することで、お気に入り店舗の傾向やクーポン利用率を取得し、Webサイトから実店舗へ顧客を誘導する流れを生み出しています。
(2)「Synegy! LEAD」:B to Bマーケティングツール
B to Bのマーケティングに特化したサービス。メール配信、フォーム作成、Webトラッキングなどの基本機能に加えて、世界最大級のCRMサービスベンダーであるSalesforceとも連携した機能まである。データベースの提供、マーケティングの状況をグラフなどで可視化できるダッシュボード、業務の自動化などさまざまな機能を兼ね備え、マーケティング活動を支援する。
《導入事例》:株式会社日本経済新聞社
ビジネスパーソンや企業が利用する「日経テレコン」のサイトリニューアルに際し、「Synergy!LEAD」を導入。問い合わせ種別ごとの成約率を可視化することで対応の優先順位を明確化したり、Webトラッキング機能を活用して顧客に対して最適な提案ができるようになったりと、これまで営業担当毎に属人的に行われていたよう内容を体系立てて効率よく対応できるようになったそうです。
その他、こうしたクラウドサービスを実装・運用の支援を含むコンサルティングなども請け負っており、ノウハウを生かした手厚い支援を展開しています。
競合としては、セールスフォース・ドットコム、マルケト、が挙げられます。

「価値観マーケティング」で新しい成果を生み出す
最後に、シナジーマーケティングの今後の成長戦略について見ていきましょう。特に注目なのが「価値観マーケティング」と呼ばれる分野です。

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