信販・クレジットカード・リース業界の概要・職種・魅力・動向 | 業界研究記事

今回ご紹介するのは、信販・クレジットカード・リース業界。

「ダイヤモンド就活ナビ」では、女子のランキングに三井住友カードが見られるぐらいとなっている業種。「業界ランキング」では、「高利益率」がそれぞれ30位以内に、「総資産額」では20位以内、「平均年収」が40位以上となっていますが、リースは他でも高い数字を出しており、「業界規模」が37位、「伸び率」が30位、「経常利益」が31位、「勤続年数」が39位となっています。

この記事では、以下の3つの角度から信販・クレジットカード・リース業界への理解を深めていきます。
（1）業界概要
（2）業界の魅力
（3）業界動向

この項目では、業界の事業内容や他業界との比較、業界特有の職種、そして業界に属する主要企業について解説します。

【事業内容】
税金や公共料金、医療費、高速道路の通行料など...クレジットカードで利用できる範囲がどんどん広がり、今ではほとんどのところで利用可能となっています。一時的にお金を立て替え、後ほど請求します。急なお金が必要なときや、手元に無いときなどに助かるこれは、「ノンバンク」ともいわれるもので、預金以外の方法で資金を調達できる金融機関となっています。信販会社では、クレジットカードだけでなくキャッシングや集金代行、信用保証などの業務をおこなうところもあり、形はことなるものの、お金の貸し借りを仕事としています。
リース会社では、一企業が設備を必要とする際に貸してあげるレンタル屋さん。毎月、決まったリース料を頂きます。借りている会社側としては費用負担が抑えられるだけでなく、購入時にかかる費用や処分する際に手間がないといったメリットがあります。

【他業界との比較】
信販・クレジットカードとリースでは、リースによる規模が大きくなっている傾向にあります。それは、多くの会社が経費削減の為にリース会社からの設備を利用しているという事。信販・クレジットカードは一般の人がプライベートで利用することがほとんどですから、どうしても企業相手とするリース会社よりかはランクが下がってしまう傾向にあるようです。
また、リースの場合は企業周りや設備に関するチェックや更新作業など...一つの会社における仕事も多いことからも、その労働者数も多いものとなっています。一方、信販・クレジットカードではデスク作業が中心となるせいか、そこまで労働者数も伸びていないようです。

【業界特有の職種】
・法人向け新規開拓営業
・法人向けルート営業
・システム運用・保守

【主な企業】
楽天株式会社、イオンフィナンシャルサービス、三菱ＵＦＪニコス、クレディセゾン、オリックス、三井住友ファイナンス&リース、東京センチュリーリース、アメリカン・エキスプレスなど

信販・クレジットカード・リース業界で働くやりがいや魅力としては、主に以下の2つが挙げられます。

（1）設備に詳しくなる
顧客の状況に合わせた設備を構築・案内していくので、ある意味、パズルピースをつなげていくような面白さがあります。

（2）お金のやりくりがうまくなる
お金の貸し借りをしているだけに、もしもの際のお金のやりくりに対して知識が豊富。また、常にお金の使い方を意識するようになります。

改正賃金業法などの法改正による影響を受けながら、銀行と提携する信販会社が増加。リース会社では国内だけでなく海外への市場拡大を進めて�