トヨタ自動車の企業研究(事業・成長戦略)
エコカーや新興国市場に注目!トヨタ自動車のこれからの取り組みって?
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◆ TOPIC
- 「新興国市場」で勝つために、ダイハツやスズキとの連携強化
- エコカーや高級車、幅広いラインナップが強さの秘訣に
- 燃料電池車やデバイス連携など新技術にも注目!
「新興国市場」で勝つために、ダイハツやスズキとの連携強化
今後の自動車市場は、2020年頃を目処に先進国と新興国の市場規模が逆転するとみられており、需要が急速に増している新興国市場の開拓がより重要になります。この動きに対しトヨタ自動車では、2016年ダイハツ工業を完全子会社化するとともに、2017年1月には新興国小型車カンパニーを発足。また、インド市場でトップシェアを誇るスズキとの業務提携も発表し、これまで弱い部分であった新興国・小型車市場でより実績を伸ばすための具体的な施策が動き出したところです。
また、トヨタ自動車の競合の動きとしては、現在は世界最大市場である中国ではフォルクスワーゲンがトップシェアを誇るほか、ルノー・日産陣営には三菱自動車工業が加わるなど業界再編と競争の激化が進んでいるのも注目すべき点と言えるでしょう。
エコカーや高級車、幅広いラインナップが強さの秘訣に
また、トヨタ自動車の競合他社としては、他にも本田技研工業が挙げられます。
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その中でも注目したいのが「ハイブリット車」の実績と取り組みです。1997年に販売をスタートしたハイブリッド車は、2012年から急速に普及が進み、2017年2月には累計1,000万台の販売を達成。現在は電気自動車の機能を取り入れたプラグインハイブリッド車「プリウスPHV」が次世代環境車の柱として注力されており、今後ますます普及が進むことでしょう。
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また、トヨタ自動車の高級車ブランドである「LEXUS」も好調です。2016年の販売台数は677,615台(前年比104%)で、4年連続で過去最高の販売実績を更新しており、世界中の市場で着実に実績を伸ばしている様子がうかがえます。
燃料電池車やデバイス連携など新技術にも注目!
既存の製品だけでなく、積極的に新しい技術を開発し、市場に導入していくトヨタ自動車。この点もグローバルシェアトップを守る1つのポイント
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