近年、AIの台頭に代表されるように、テクノロジーの発展による市場環境の変化がますます激しくなっています。業種や規模に関わらず、それまで事業の強みとしていたものがテクノロジーの力によってあっというまに古いものになってしまう可能性があり、「この企業に入っておけば安心」という常識は変わりつつあります。

激しい競争にさらされることで企業の寿命が短くなる一方で、私たち一人ひとりは70歳まで働く時代に突入しており、新卒入社した企業を定年まで勤め上げる人は少なくなっていくでしょう。そのため、今後は一つの企業だけでなく「どこでも通用する力」を身につけることが重要になってきます。

「どこでも通用する力」を身につけることは、転職や副業、起業、フリーランスなど、自分の働き方やキャリアの選択肢を広げることにも繋がっていきます。

では、どうすれば「どこでも通用する力」を身につけることができるのでしょうか。

新卒スカウトサービス『iroots』では、「どこでも通用する力」を身につけるための一つの指標として、若手ホワイト企業への入社をおすすめしています。
 

▼若手ホワイト企業とは?
エン・ジャパンが運営する企業口コミサイト「エンゲージ 会社の評判」で「20代の成長環境」と「実力主義」が平均値である3.0を上回っている企業を「若手ホワイト企業」として選出。若いうちから裁量と責任が伴う仕事を任せられ、達成感や成長感を強く実感できる環境に身を置くことで、自社だけでなく「どこでも活躍できる力」が身につく企業への就職を推薦している。

「20代の成長環境」の定義:
20代社員に裁量や責任を持たせるなど、若手社員が成長する機会があるか

「実力主義」の定義:
性別・国籍・学歴・在籍年数などに関係なく、社員の実力が正当に評価されているか

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ホワイト企業・若手ホワイト企業は、若いうちから難易度の高い仕事を任されることで「どこでも通用する力」が身につきやすくなります。ただし、ホワイト企業は入社難易度が高い場合が多いので、企業選びに迷った際には「働きやすさ」よりも「働きがい」を重視し、若手ホワイト企業を目指すことをおすすめします。

一方で、ブラック企業・若手ブラック企業への入社はおすすめしません。特に気を付けておきたいのが、若手ブラック企業です。条件面では働きやすいので一見ホワイト企業と混同されがちですが、若手のうちは単純作業を任されることが多く、力がつきづらい環境です。そのため、仕事のやりがいを感じられずに悩んでしまったり、転職や副業など、自分の選択肢を狭めてしまう可能性があります。

一般的にホワイト企業と紹介されている企業が、実は若手ブラック企業だったということも多々あります。残業の少なさや休日の多さだけをPRしている場合は要注意。企業のクチコミサイトや説明会などで「働きやすさ」だけでなく「働きがい」も併せてチェックしておきましょう。

また、より具体的なイメージを持つために、

・日々の具体的な業務内容
・大変だったけれど成長したと感じた経験
・入社1〜5年目でどのような仕事にチャレンジできるか(昇進スピード、裁量権の大きさなど)

などについて人事や現場社員の方に質問してみるのもおすすめです。
 
新卒スカウトサービス『iroots』では、若手ホワイト企業で活躍する20代の若手社員へインタビューをおこない、各企業の魅力や働きがい、今後のキャリアについて伺っています。20代でどんな仕事にチャレンジできるのか、どんな力が身につくのかを知ることができるので、チェックしておきましょう!