脱・ゆるブラック。「仕事はラクだが、力がつかない」「自分の市場価値に自信が持てない」…そんな悩みを抱えるのではなく、“ラクではないが力がついた”と胸を張れる人になりたい。そんな想いを胸に、ラクではないが力がつく環境=「若手ホワイト企業」で奮闘する若手社員の経験にフォーカスし、自分の力でキャリアを切り拓くためのエッセンスを紐解く。
 

・若手ホワイト企業について
新卒スカウトサービス『iroots』では、会社の評判プラットフォーム「ライトハウス」に寄せられた口コミの中から「20代の成長環境」と「実力主義」のスコアにフォーカスし、“ラクではないが力がつく”企業を「若手ホワイト企業」と認定。

日本ロレアル株式会社について
世界150カ国で主要37のブランドを展開する化粧品会社・ロレアルグループの日本法人。ランコム、シュウ ウエムラ、メイベリン ニューヨーク、ラ ロッシュ ポゼなど、各ブランドにおける化粧品の輸入・製造・販売およびマーケティングをおこなっている。
設立:1996年7月
従業員数:2300名

 

留学を経て、メイクは身だしなみではなく「自己表現のツール」だと考えるように

―最初に、日本ロレアルに入社を決めるまでの経緯について教えてください。就活をはじめたときには、どのような軸で企業選びをおこなっていましたか。
 
化粧品に携われる業界であることと、グローバルな環境でチャレンジできることを軸に就職活動をおこなっていました。

高校時代に英語劇部でメイクを担当したことをきっかけに化粧品に興味を持つようになり、大学時代の留学経験でさらに刺激を受けたのがその理由です。

今でこそ日本でもメイクに対して多様な価値観が広がっていますが、私が学生だった頃は「身だしなみの一つ」という考え方が主流だったように思います。しかし留学先のイギリスで、日中ノーメイクで過ごしていた友人が、夜になるとゴージャスなメイクをして出かけていく様子を見て、メイクは単なる身だしなみではなく「自己表現のツール」なんだと考えるようになりました。

また、留学中に舞台運営のチーフを務めた経験から、多様なバックグラウンドを持つ人々と意見を出し合って一つのものを作り上げていくことに魅力を感じており、就職先を選ぶ際もその視点を大切にしていました。

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日本ロレアル株式会社 人事本部 新卒採用チーム ジュニアリクルーター 中村 晴香
上智大学外国語学部卒。2021年に日本ロレアル株式会社へマーケティング職として新卒入社。主に百貨店に展開するプレミアムスキンケアブランドで1年間のOJT型研修を経て、プロダクトマーケティングを担当。2022年9月に人事部に異動し、現在はジュニアリクルーターとして新卒採用に携わる。

 
―化粧品会社の中から日本ロレアルを志望するようになったきっかけを教えてください。
 
ロレアルグループのブランドであるランコム、キールズ、ラ ロッシュ ポゼ等はもともと馴染みがあったのですが、留学先のイギリスでもドラックストアの棚いっぱいにロレアルの商品が並んでいるのを見て、グローバルに各ブランド力の大きさを実感したのがきっかけです。

この企業であれば、化粧品に関わりながらスケールの大きな仕事に携われるのではないかと思い、日本ロレアルのマーケティング職にエントリーしました。

一つ一つのパーツを組み合わせて、大きなものを作りたい。未経験からマーケティングの世界の飛び込んだ

―日本ロレアルでは、サプライチェーン職やセールス職、ファイナンス職などさまざまな職種別採用をおこなっていますが、その中からマーケティング職を選んだ理由を教えてください。
 
さまざまな人を巻き込みながら一つのものを作り上げるという舞台運営のチーフ経験に通じるものを感じたからです。日本ロレアルのマーケティング職は、一部分のマーケティングを担うのではなく、製品展開からプロモーション企画、広告制作など、製品に関わるすべての業務をマネジメントする立場にあります。

大学時代にマーケティングについて専門的に学んだ経験はありませんでしたが、一つ一つのパーツを組み合わせて大きなものを作り上げて誰かに発信するというプロセスは舞台運営のチーフ経験に通じるのではないかと思い、マーケティング職を志望しました。
 
―日本ロレアルの選考で印象に残ったことを教えてください。
 
社員が自由な髪色を楽しんでいたり、候補者のことを知るためにマーケティング職では私服での選考が推奨されていたり、思っていた以上に多様性を尊重している社風に驚きました。

また、現場社員の一人ひとりが『世界をつき動かす美の創造』というロレアルのパーパスにコミットしながら自身の業務に向き合っている姿にも感銘を受けました。

ロレアルは各グローバルブランドが統一した戦略を持ちながら、各マーケットの消費者に寄り添うべく各マーケットのローカルチームに権限を与えるユニバーサリゼーションという独自戦略を採用していることから、日本法人のマーケティング職として十分に介在価値を発揮できると感じました。

マーケティング職という観点でPR会社の選考も受けていましたが、コンサルではなく自社商品を持つ事業会社でマーケティングをおこないたいという想いから、最終的に日本ロレアルを選びました。

製品開発担当から販売まで、独自の研修プログラムに沿って実践的にマーケティングを学ぶ

―2021年に入社後、どのような業務に携わられましたか。
 
ロレアルは4つの事業本部に分かれており、マーケティング職では入社後は各事業本部に配属されます。その中で私はラグジュアリーブランドを扱うロレアル リュクス事業本部で「ヘレナ ルビンスタイン」というスキンケアブランドを担当することになりました。

ロレアルでは、新卒の新入社員は入社後にマネジメントトレーニープログラムという最長1年間のOJT研修に参加します。私自身もマーケティング、CX(カスタマー・エクスペリエンス)、PR、リテールなど、各チームに所属しながら、実践的に業務について学びました。

配属先によって研修の内容は微妙に異なるのですが、私の場合は、担当するブランドの現場を知るために百貨店で美容部員の方と一緒に研修をさせていただくこともありました。

2年目からは本配属として、製品担当のプロダクトマネージャーに着任しました。プロダクトマネージャーのもっとも大きな業務としては、新製品の発売に至るまでのマネジメントがあげられます。

ブランド本部からリリースされる新製品の情報をキャッチアップし、R&IやPR、リテールなど各チームと相談しながら、プロダクトマネージャーが中心となって販売戦略を仕掛けていきます。

若手社員であっても、製品展開からお客様の手元に届くまで、製品に関する一連の流れを経験できるのが当社のマーケティング職の特徴です。

入社3ヶ月目のプロジェクトマネージャー経験から、自分の殻を破り一歩踏み出すことの大切さを実感した

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―入社してから今までの間に「ラクではないが力がついた」と思う経験を教えてください。
 
もっとも印象的なのは、入社3ヶ月目のときに店頭で使用する電子システムの導入プロジェクトのプロジェクトマネージャー(以下、PM)を任された経験です。

先輩社員やマネージャーがサポートとしてついてくれるものの、当時はまだ研修中の身だったので、アサインが決まったときは驚きました。

その電子システムは、美容部員が店頭でお客様とのカウンセリング情報を書き込んだり、電子カタログを見せるためのツールとして使用したりするもので、ロレアルグループでは導入されていたものの、ブランドとしてはほぼまったく形のないところからITチームと共同で設計していく必要があったんです。

当時はブランドへの理解度も低く、ITに関する専門知識を持っていたわけでもなかったので、エキスパートであるITチームやブランドチームはもちろん、実際に店頭で接客をする美容部員の方とも連携を図りながら、自らが主体となってプロジェクトを推進していくことに最初は戸惑いました。

プロジェクトを担当していたITチームが海外に在籍していたこともあり、どんな人がどんなふうに関わっているのかを理解するだけでも一苦労でしたね。

ですが、早い段階で大きなプロジェクトを任された経験は今でも自分の糧になっていると感じます。良くも悪くもマニュアルがない中で、先輩社員やマネージャーから「中村さんはどうしたい?」と問いかけられるうちに、まずは自分の頭で考え、やりたいことを発信していく癖が身につきました。

エキスパートの方々に対して、若手の自分がPMとしてなにかを発信するのは勇気のいることでしたが、自分の考えを伝えるとみなさん真摯に向き合ってくださったので、まずは自分の殻を破り、一歩踏み出すことが大切なんだと実感しました。
 
―得られた経験をもとに、今後どのようなキャリアを歩んでいきたいですか。
 
現在は人事部でリクルーターとして新たなミッションを担っていますが、一つの職種や業務だけでなく、オープンに色々なチャレンジをしていきたいと思っています。今後も世の中に対して大きなインパクトを与えられる仕事に携わり、PM経験を活かしながら主体的にプロジェクトを回していきたいと考えています。

マーケティングと新卒採用は一見関わりのないように見えますが、ロレアル自体をブランディングするという点ではマーケティングに通じるものがあり、これも一つのプロジェクトだと考えて取り組んでいます。

日本ロレアルには若手であっても手を挙げればチャレンジさせてもらえる環境があるので、経験を積みながら自分が主体となるプロジェクトの規模感を大きくしていきたいです。
 

《check!》日本ロレアル株式会社の「若手ホワイト企業」環境

・職種別採用によって本人の意向に沿ったキャリアを実現できる「キャリア構築環境」

・新卒入社後、最長1年間のOJT型研修プログラムが用意されている「実践型育成環境」

・入社1年目からプロジェクトマネジメントを経験できる「若手抜擢文化」